【HSP】攻撃的な勘違い人間も多いです【何様ですか?】
心理学上の、概念であるHSPという言葉が広まってきましたが、やたらと攻撃的な勘違い人間も多いです。
HSPとは、それを盾にして他人を攻撃してもいいという考え方では、決してありません。
はじめに
精神分野が専門になります、作業療法士のコージです!
HSPについて、この記事を書いたときに、こんなコメントを頂きました↓
共感性が強いのなら喜怒哀楽の喜・楽の部分にも人一番敏感なんじゃないかと思うし人一番多幸感味わえませんかね。怒哀の部分だけを強調して敏感アピールは違和感だなぁ。なんでも許される免罪符みたいに聞こえるわ。 https://t.co/3rO1SHioKe
— m (@m91932679) April 24, 2020
共感性が強いのなら喜怒哀楽の喜・楽の部分にも人一番敏感なんじゃないかと思うし人一番多幸感味わえませんかね。怒哀の部分だけを強調して敏感アピールは違和感だなぁ。なんでも許される免罪符みたいに聞こえるわ。
これを読んだときに、まさに的を射ていると感じたので、掘り下げていきたいと思います。
攻撃的な自称HSPはただの勘違い人間です
世の中には、勝手にHSPだと名乗って、やたらと他人を攻撃するような人間が、少なからず存在します。
というか、HSPという概念が広まるにつれて、こんな勘違い人間が増えてきました。
HSPに攻撃的な要素はない
HSPといえば、誰でも簡単にその傾向を知ることができる、セルフテストが有名です。
・他人の気分に左右される
・すぐにビックリする
・カフェインに敏感に反応する
etc…
上記のような、項目が並んでいるチェックリストは、知っている方や実際にやってみたという人も、多いかと思います。
このHSPセルフテストですが、攻撃的な要素というものは、一切ありません。
HSPの提唱者である、エレイン・アーレン博士の公式ホームページには、27個の項目が並んでいますが、そんな要素は一つもないですよ。
そして、そもそもですが、HSPとはあくまでも概念であり、勝手に自己診断をつけて名乗るようなものではありません。
他人を傷つけてもいい理由にはならない
確かに、HSPには他人の機嫌に左右されたり、傷つきやすい「繊細な人」という傾向はあります。
しかし、だからといって、他人を傷つけてもいい理由には、絶対になりません。
勘違いをしている人は、自分の攻撃性を正当化するために、HSPを利用しているだけです。
最初のツイートの他に、こんなコメントをもらったことがあります。
フレとPUBGしてた頃
負けると通話からキレるし
勝てば煽りは欠かさない自分でHSPとか言ってるけど
周りに配慮しないのは
HSPを出さない為なのか?免罪符のようにしか聞こえない… https://t.co/NFFXZRPCyr
— ラウナ (@rauna01) April 24, 2020
この人は、HSPを言い訳にして、ネトゲをしながらやたらと他人を攻撃しているようですが、ただの勘違い人間です。
HSPとは、他人を攻撃してもいい、免罪符ではありません。
攻撃的なHSPは負の側面しか見ていない
何事にも、悪い面があれば、必ず良い面もあるはずです。
もちろん、それはHSPも同じです。
怒・哀の部分だけが強い
最初のツイートですが、本当に「なるほどな」と納得させられたので、もう一度引用をしておきます。
共感性が強いのなら喜怒哀楽の喜・楽の部分にも人一番敏感なんじゃないかと思うし人一番多幸感味わえませんかね。怒哀の部分だけを強調して敏感アピールは違和感だなぁ。
基本的に、人間には「喜怒哀楽」と呼ばれる、4種類の感情があるとされています。
いわゆる、「喜・楽」が正の感情(プラス)、「怒・哀」は負の感情(マイナス)といったものです。
攻撃的な、勘違いHSPについては、このなかで負の側面にしか目を向けていません。
人間には、他にもプラスの感情があるはずですが、そこからワザと目を背けているだけです。
本物のHSPであり、本当に繊細な人であれば、負の感情だけではなく正の感情に対しても、普通の人よりも実感をすることができるはずです。
これって、結構お得ですよね。
たとえば、感動するような映画を観たり、ゲームをしたりするときには、きっと人一倍楽しむことができるでしょう。
この特性は、本物のHSPの方にとっては、大きなメリットにもなるはずです。
しかし、攻撃的な偽物HSPの人は、こうした事実に気が付くことはありません。
まぁ、偽物なので、当然といえば当然なのかもしれませんが…
結論:「偽物」とは関わるのをやめましょう
やたらと攻撃的な、偽物HSPの人とは、絶対に関わってはいけません。
最後に、その理由を解説していきます。
優しい人が搾取される
HSPという概念は、最近になって急激に、認知度が高まってきています。
また、自らがHSPだと公言する著名人の方がいたり、テレビ番組でも取り上げられる機会が増えてきました。
そのおかげで、「繊細な人」に対する、世間の理解は深まってきているのかもしれません。
しかし、そんな風潮を悪用する、攻撃的な偽物HSPも増えてきてしまいました。
こういう勘違い人間は、心理学上の概念であるHSPを利用し、ワガママな要求ばかりを繰り返します。
つまり
「自分は繊細なんだから、配慮しろ!」
という、ワケです。
優しい人ほど、こういう要求に応じてしまいがちですが、相手から搾取をされるだけですよ。
サンドバッグにされるだけです
勘違いHSPとは、一度関わりを持ってしまうと、徹底的に攻撃されサンドバッグにされてしまいます。
実は私も、自称HSPブロガーとツイッターを通して関わってしまったことにより、悲惨な目に合った経験があります。
こういう人は、HSPを盾にして、他人を攻撃したり自分のストレスを発散したいだけです。
関わるのは、やめましょう。
HSPをアピールしてくる、勘違い人間への接し方については、こちらの記事でも触れています↓
終わりに
勘違い人間のおかげで
「HSP 攻撃的」
「HSP 攻撃性」
などのキーワードで、ググる方が実際に急増しています。
誤った認識を、広めるような行為は、本当にやめて頂きたいものですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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