自己肯定感を高めよう!【この言葉が嫌いだ】

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心理学や自己啓発の分野で、「自己肯定感」という言葉をよく聞きます。

しかし、それは本当に高める必要があるのでしょうか?

はじめに

6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!

私は難病の治療を、約20年ほど続けてきました。

また、自身の専門は精神科ですが、「自己肯定感を高めよう」という言葉が大嫌いです。

この記事では、自己肯定感は高めなければならないという風潮に対して、疑問を呈していきます。

自己肯定感をどこまで高めるつもりですか?

自己肯定感が低い・高いとよく言われますが、その基準は一体何なのでしょう。

それはもちろん、各個人の感覚によるものであり、明確に数値化する事はできません。

上限が無く終わりがない

つまり、自己肯定感を高める行為については、ゴールや終わりがないのです。

一体いつまで、どこまで高め続けなければいけないのでしょうか?

数々のユーチューバーやインフルエンサー達は、口をそろえたように

・自己肯定感が大事!頑張って高めましょう!

と叫んでいます。

YouTubeやSNSなどで、そんなショート動画が流れてくることも多いですよね。

私は別に、自己肯定感を高めようと努力したり、新しい考え方や価値観を取り入れる行為は否定しません。

それ自体は、とても素晴らしいと思っています。

ですが、終わりのない自分との戦いを無理やり押し付けられているかのような、そんな世間の風潮が嫌いです。

状況によっても変化する

また、自己肯定感のもう一つの特徴として、その時々の状況や環境によって変化します。

常に高い状態に保てれば理想かもしれませんが、それはあまりにも困難な話です。

人が生きている以上、挫折や失敗をしたり、自分に自信が無くなったりするのと同じように、自己肯定感も上下します。

本当に辛い状況にあり、どん底まで下がりきっている方に対してまで、押し付ける考え方ではありません。

しかし残念ながら、ネットの情報やインフルエンサー達の言葉を鵜呑みにしてしまい、体育会系のノリで接してしまう人間が少なくないのです。

ネット上によくある

・自己肯定感を高める方法〇〇選!!

という記事や動画には

・新しい事に挑戦してみましょう

・失敗しても気にするな

などの、根性論だけで語られている誤った内容も多いです。

自己肯定感とは、気合や根性・体育会系のノリで手に入れられるモノではありません。

自己肯定感が高い・低いより「ありのまま」が大事

ここで改めて、「自己肯定感」の定義について、確認してみましょう。

一言で表しますと、自己肯定感とは、「ありのままの自分を肯定して受け入れる感覚」です。

本来、高かろうが低かろうが、ありのままで良いので全く関係ありません。

高めるという表現が微妙すぎる

そもそも

・自己肯定感を高めよう!

という表現が、「そうするべき」だと押しつけがましいです。

真の目的とは、ありのままの自分を受け入れ、心が楽になったり幸せに生きることです。

絶対に高めるべきと、強迫的な情報に振り回されている人が多い印象を受けています。

難病患者の私の例

一例として、難病の治療歴20年の私自身のケースを紹介したいと思います。

私が俗にいう自己肯定感を高めようとしたら、病気がキレイさっぱり完治しなければなりません。

もちろん、難病を含めての自分であり、そんな人生を今は受け入れることができています。

しかしながら、もしも病気が治るのだとしたら、当然ですが私は迷わずそちらの人生を選びますよ。

好き好んで難病患者になったワケではないですし、出来るなら今後の人生においても完治を諦めたくはありません。

そんな私にとっては、自己肯定感を高めようという言葉がプレッシャーに感じてしまいます。

もっとハードルを下げてもいい

自己肯定感が高い・低いの視点だけではなく、もっとハードルを下げる必要もあるのではないでしょうか。

ネット社会の現代、SNSにより他人との差が可視化されることにより、自分が不幸だと考えてしまう人が増えています。

その結果として、「自己肯定感を高めよう」というフレーズが流行し、一人歩きしているのかもしれません。

もう一度言いますが、自己肯定感の本来の意味は、ありのままの自分を受け入れることです。

低い・高いといった考え方に囚われすぎず、人間は生きているだけで十分なはずですよ。

自己肯定感が悪質な情報商材に利用されている

最後にこれが、「自己肯定感を高めよう」という言葉が、最も嫌いな理由です。

詐欺まがいの自称カウンセラーなどが、高額な情報商材を売りつけるためにこのフレーズを使っています。

ビジネスに使われている

ネット上には、自己肯定感を高める方法などの情報や動画が溢れています。

そしてそれをエサに使い、高額な情報商材やカウンセリング、オンラインサロンに誘導するやり方が横行しているのです。

具体的には

・一カ月間30万円のコース

・自己肯定感を高めるカウンセリング、数万円

などがあります。

受講すれば必ず自己肯定感が向上し、精神疾患やメンタルの不調が治ったり、その先には幸福で素晴らしい人生が待っているかのようにゴリ押ししてきます。

しかし、よく考えてみてください。

自称専門家たちは、まともな資格を所持していますか?

実はカウンセリングは医療行為ではないため、誰でも自称すればカウンセラーを名乗ることができるのです。

そして、自己肯定感を高めるだけで精神的な病気が治るのであれば、精神科医や私のような作業療法士は世の中に必要ありません。

実際に高額な情報商材を購入しても、全く効果が無かったという患者さんも多いです。

自称カウンセラーの詐欺について、詳しくはYouTubeでも解説をしています↓

心に不安を抱えていたり、メンタルの不調がある方々から搾取をしようとする、そんな風潮が私は本当に大嫌いです。

自己肯定感を高めるために、高額なセミナーを受講したりする必要はありません。

終わりに

別に自己肯定感が高かろうが低かろうが、あくまでも自分は自分ですし、それでいいのです。

もっと気楽に生きて、ハードルを下げる視点や考え方が現代人には重要です。

自己肯定感を高める努力は素晴らしいですし、それ自体は一切否定しません。

ただ、自己肯定感を高めよう!と押しつけがましく、悪質なビジネスに利用されている現状には疑問を感じています。

私もあなたも、ありのままで生きていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。

ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。

この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。

自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓

【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】

 

国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。

こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。

合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。

ハローワークの専門援助は、最低でした↓

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