【HSP】やたらと繊細な人への接し方【ほっときましょう】
最近になって、心理学上の概念であるHSPという考え方が、急激に広まってきました。
その一方で、やたらと「自分は繊細な人」アピールをする人も増えてきましたが、放っておきましょう。
はじめに
精神分野が専門になります、作業療法士のコージです!
HSPについて、このようなツイートをしました↓
そういえば #HSP について、記事を書いたときに、「私は病院で確実に診断されてます!」と謎アピールをしてくる人がいました。
しつこいし、面倒なので無視していたらフォローを外されて、消えました😱
アイデンティティを、HSPに求めることは危険です。
自分は何者なのかは、自分で決めるべき。
— コージ@難病の治療歴20年の作業療法士 (@koji_ot) June 23, 2020
そういえば #HSP について、記事を書いたときに、「私は病院で確実に診断されてます!」と謎アピールをしてくる人がいました。
しつこいし、面倒なので無視していたらフォローを外されて、消えました😱
アイデンティティを、HSPに求めることは危険です。
自分は何者なのかは、自分で決めるべき。
HSPについては、勘違いをしている人が多すぎです。
お互いに、メリットはありませんので、そういう人は相手にしてはいけません。
※注:この記事は、本当のHSPの方を否定するものではありません、あくまでも偽物に向けた記事です。
上記のツイートの、HSPについての記事はこちらです↓
HSPをアピールする人の心理は「構ってほしい」だけです
そもそもですが、HSPとは勝手に自己診断をつけて、やたらとアピールをするものではありません。
そういう人の心理は、ただ「構ってほしい」だけです。
共依存の関係は危険
HSPを盾にして
「自分は繊細なんです!」
とアピールをしてくる人は、まともに相手をしてはいけません。
そこで構ってしまうと、お互いに共依存の関係が形成されてしまいます。
例えば、あなたが付き合っている彼氏・彼女・友達には、やたらと自分はHSPだとアピールをしてくる人は、いませんか?
また、ツイッターなどのSNSでは、ハッシュタグをつけて、やたらと自分は特別な人間かのように、ふるまっている人もいます。
そういう人は、「自分が何者であるのか」、つまり自我同一性(アイデンティティ)の答えを、HSPという概念に求めているのです。
その答えは、相手が自分自身で見つけなければなりません。
というか、謎にHSPのアピールをしてくる人は、あなたを利用しようとしているだけです。
相手は、本当のHSPではなく、ただの「構ってちゃん」ですよ。
友情でも愛情でもない
無理をして、「構ってちゃん」の相手をすることは、本物の友情や愛情ではありません。
それはただの、共依存の関係です。
私は精神分野が専門なので、ギャンブル依存症の患者さんを例にしたいと思います。
パチンコなどで、依存症の患者さんが背負ってしまった借金を、親が肩代わりするという話を聞いたことがありますよね。
実はこれは、本人のためを思うのであれば、絶対にやってはいけない行為です。
この関係が、共依存というものであり、借金を代わりに支払うことにより、親は自分に誤った価値を感じてしまいます。
その結果、ギャンブル依存症の患者さんは回復が遅れることになりますし、これは間違った愛情です。
HSPを言い訳にしている、ただの「構ってちゃん」に対しても、これと同じことがいえます。
相手に気を遣って、接することは、本物の友情や愛情ではありません。
HSPの人と無駄に接してもお互いにメリットがありません
HSPを理由に、繊細さをアピールしてくるような人とは、無駄に接していてもお互いにメリットがありません。
むしろ、共倒れになってしまいます。
自分の時間も無駄にする
自分の繊細さを、他人に押し付けるような人間と関わっていても、はっきりいって時間の無駄です。
こういう人間は
「自分はHSPだから~」
「繊細だから、配慮してもらわないと困る」
などと、特別扱いをするように求めてきます。
私は実際に、このような自称HSPブロガーと揉めた経験がありますが、完全に時間の無駄でした。
こういう人は、他人のことなど、まったく考えてなどいません。
まともに接しても、相手の都合だけに、自分が振り回されるだけです。
そもそもですが、本当にHSPの気質があるような方は、周りに合わせようとしすぎる傾向にありますし、やたらと繊細さをアピールしたりしません。
偽物のHSPと接していても、搾取されるだけですし、無駄です。
相手のためにもならない
HSPをアピールする人と、無理をしながら接することは、相手のためにもなりません。
こういう人は、繊細な気質を持つHSPという概念を、まるっきり勘違いをしています。
HSPとは、あくまでも心理学上の考え方であり、特別な人間を指す言葉ではありません
自分のことを、特別な人間だと勘違いをしている人と接していると、相手の誤解をますます助長させてしまいます。
相手のためにも、自分のためにも、こういう人間からは距離を置きましょう。
勝手に自己診断をつけて騒いでいるだけです
最近は、HSPという概念が広まってきたこともあり、自らを「繊細」だと称するような人が、かなり増えてきました。
しかし、大半の人は勝手に自己診断をつけて、騒いでいるだけです。
特別扱いをされたいだけ
HSPとは、セルフチェックをやるだけで、その傾向があるのかどうか、誰でも簡単に知ることができます。
しかし、このセルフテストというものは、診断を目的として作られたものではありません。
この事実については、HSPという概念の提唱者である、エレイン・アーレン博士の、公式ホームページにも明記されています。
つまり
「自分は繊細、HSPだ!」
と騒いでいる人の大半は、勝手に自己診断をして名乗っている、ということです。
なぜ、そんなことをするのか、答えは簡単です。
周りの人から、「特別扱いをされたい」ために、勝手に名乗って騒いでいます。
HSPというものは、病気でもなければ、特別な人間でも何でもありません。
5人に1人の割合で、存在していると言われていますし、そこら中にいる普通の人です。
放っておきましょう
確かに、うつ病などの精神的な病気であれば、こういう接し方をした方がいい、というものはあります。
しかし、HSPという概念に対しては、そういうものは一切ありません。
なぜなら、あくまでもHSPは心理学上の考え方であり、病気だとは認められていないからです。
別に、相手に気を遣ったり、特別な接し方を考える必要はありません。
それでも、自分を特別扱いしろと強要してくるような人間は、放っておきましょう。
それは、HSPなどではなく、ただのワガママな人です。
終わりに
HSPとの接し方については、全然悩まなくてもOKです。
それでも、謎アピールをしてくる人がいれば、関わるのをやめましょう。
あなたが、ワガママな人間に振り回される必要は、ありませんよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。
自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓
【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】
国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。
こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。
合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
ハローワークの専門援助は、最低でした↓
【障害者雇用】ハローワークの専門援助はやめとけ!【最低です】