【作業療法士】の実習で【学生に掃除をさせるべきではない】理由

2020年1月31日

作業療法士や理学療法士になるためには、厳しい臨床実習を避けることはできません。

そんな厳しい臨床実習ですが、朝早く実習先に来させて学生に掃除を押し付ける、そんな実習地が多く存在しています。

リハビリ職を志す学生からのやりがい搾取ですし、そういった実習がリハビリテーション業界全体のやりがい搾取を助長させているのです。

学生は掃除や雑用をするために実習に来ているのではありません。

はじめに

学生時代にブラックな実習地に行きました、作業療法士のコージです!

リハビリの実習はブラックなことで有名です。

学生をまるで奴隷のように使ったり、学生に対するパワハラも横行しています。

理学療法士を目指す学生が自殺したのは臨床実習中のパワーハラスメントが原因として、ご遺族が養成校と実習先へ損害賠償を求めた訴訟で、平成30年6月28日大阪地裁は、パワハラと自殺の因果関係ならびに養成校と実習先の安全配慮義務違反を認め、全額支払いを命じた判決がありました。

引用:日本理学療法士協会

理学療法士の学生さんが、自ら命を絶ったケースまで存在します。

そういう学生からのやりがい搾取が、リハビリテーション業界全体のやりがい搾取を助長させているのです。

作業療法士の私が治療実習で行ったブラックな実習地

パワハラ

まずは私が治療実習で行った、ブラックな実習地での経験を紹介します。

この実習地は、作業療法士や理学療法士が何十人もいる、かなり大きなリハビリテーション病院です。

常に何人もの学生が臨床実習を行っており、実習時間は8時から17時までとなっていました。

しかし、この病院では、学生と経験1年目の新人が毎朝7時に来て掃除をしなければなりません。

この清掃活動は、一部の学生と新人が勝手にやっていることになっており、強制ではないとされています。

私は交通手段の関係上、どうしても7時半にしか病院に到着することができませんでした。

7時半に病院に到着すると、すでに掃除は終わっている状況です。

実習が始まってからほどなくして、私は同じ学生や様々な人達から白い目で見られるようになってしまいます。

そしてあることないこと様々なウワサを広められ、私の大学にまで直接連絡が行き、大騒ぎになってしまったのです。

朝の清掃活動は、あくまでも強制ではないとされていたにも関わらず、学生の分際であるまじき行為だと様々な人から非難されました。

嫌々毎朝7時に来て掃除をしている人も大勢いるはずですが、これが同調圧力です。

この病院では、学生と経験1年目の新人以外が掃除をすることはありません。

同調圧力を利用したやりがい搾取ですね。

臨床実習の学生はお手伝いさんではありません

掃除道具

臨床実習の目的はあくまでも、実際の現場で知識や技術を学ぶことです。

掃除や雑用を行ったりすることが実習の目的ではありませんし、学生さんは私たち有資格者のお手伝いさんではありません。

当たり前のことなのですが、これを勘違いしているセラピストやバイザーがかなり多いですね。

そのような人達は、学生さんをまるで奴隷のように扱っています。

掃除を行うこともセラピストとしての業務の一環であり、学生に積極的に掃除をさせるべきだと言う人がいます。

確かに、掃除を行い衛生管理をすることはセラピストとしての大事な業務の一つです。

しかし、だからといって学生にだけ掃除を押し付けていいわけがありません。

掃除をするなら業務時間内や実習時間内に、全員で掃除をするべきですよ。

朝早く病院や施設に来させ、学生にだけ掃除をさせるなど、ただのやりがい搾取です。

私は大学で

「バイザーよりも最低30分は早く実習地に着き、掃除や自習をして待っていろ」

と教わりました。

学生の頃は実習ってそういうものなのかなと思っていましたが…

今では疑問を感じています。

無意味な臨床実習はやりがい搾取を助長させるだけです

やりがい搾取

実習に来た学生を奴隷のように扱う、無意味な臨床実習は、リハビリテーション業界全体のやりがい搾取を助長してしまうだけです。

学生を奴隷のように扱ったり、パワハラをするセラピストやバイザーは

「自分が苦労したんだからお前も苦労しろ」

といった考え方を持っています。

私たち作業療法士や理学療法士は、全員が厳しい臨床実習を乗り越えてきたはずです。

しかし、悲しいことにこうした考えに陥ってしまう人が少なくありません。

このような考え方は、リハビリテーション業界全体のやりがい搾取を助長させ、結果的には私達セラピストが自分で自分の首を絞めるだけです。

学生さんは、将来私達と同じ作業療法士や理学療法士になるのだということを忘れてはいけません。

学生を奴隷のように扱う実習地はブラックです

人権侵害

臨床実習に来た学生に掃除や雑用を押し付けたり、奴隷のように扱う病院や施設は間違いなくブラックです。

ブラック企業が無くならないのは、ブラック企業で働く人がいるからです。

臨床実習においても、まったく同じことが言えます。

ブラックな実習地が無くならないのは、ブラックな実習地に勤めている有資格者がいるからです。

リハビリテーション業界全体の為にも、ブラックな実習地を許すべきではありません。

有資格者のあなたが、そういう病院や施設にいるのなら、すぐに退職・転職することをおすすめします。

私はPTOT人材バンクという転職サイトを使用して、条件の良い職場に転職を成功させました。

PTOT人材バンクについて詳しくはこちらの記事で解説しています↓

PTOT人材バンクの評判ってどうなの?現役OTが使ってみた

終わりに

現在の日本では、作業療法士や理学療法士の養成校が急増しており、リハビリ職を志す学生が年々増えてきているのです。

にも関わらず、悪質なパワハラが横行しており、実習に対する指導体制が全くといっていい程に整っていないのが現状です。

リハビリ職を志す学生に対し、これだけやりがい搾取パワハラが横行しているのは、私たち有資格者やバイザーによる責任です。

それを私達は忘れてはいけないのではないでしょうか。

ブラックな実習地が無くなることを願っています。

実習や勉強などで悩んでいたり、辛い思いをしている学生さんがいたら、どうぞ私にご連絡ください。

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現役の学生さんの意見を聞くことで、私も一人の作業療法士として成長できると考えています。

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