【ぶどう膜炎】まぶしさと痛みへの対処法【失明に注意】
膠原病や自己免疫疾患の症状として、特徴的な眼の症状がぶどう膜炎になりますが、失明することもあるので本当に注意が必要です。
まぶしさや痛みを感じる場合には、特に意識をして生活をしていきましょう。
はじめに
6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!
複数の自己免疫疾患を抱えていますが、ぶどう膜炎があるために、眼科への通院もしています。
昨日も通院をしてきたのですが、こんなツイートをしました↓
私には #ぶどう膜炎 があるのですが、眩しいと痛みを感じてしまうので、外出時には必ずサングラスを着用しています。
使用しているのは、レイバンのしっかりとしたものです。
定期的に眼科での検査もしていますが、失明してしまうリスクもあるので、本当に要注意です。#膠原病 #自己免疫疾患pic.twitter.com/CVP0R8WFNM
— コージ@難病系作業療法士フリーランス (@koji_ot) February 20, 2020
私には #ぶどう膜炎 があるのですが、眩しいと痛みを感じてしまうので、外出時には必ずサングラスを着用しています。
使用しているのは、レイバンのしっかりとしたものです。
定期的に眼科での検査もしていますが、失明してしまうリスクもあるので、本当に要注意です。
私が実践している、ぶどう膜炎への対処法について、詳しく解説をしていきます。
ぶどう膜炎と失明のリスクについて
ぶどう膜炎は、免疫疾患に合併することが多い症状ですが、特にベーチェット病に特徴的です。
新薬の登場により、治療成績は向上してきましたが、失明してしまうリスクがあります↓
ベーチェット病のぶどう膜炎は両側性に生じることが多く、以前はぶどう膜炎が生じた場合の失明率は30~40%という数字も出ていましたが、1990年代以降のシクロスポリンの導入により治療成績は向上しましたが、それでも約20%の方が失明にいたるとされてきました。しかし、2007年からインフリキシマブ(抗腫瘍壊死因子抗体)が使われるようになり、これまでシクロスポリンなどが効かなかった患者さんでさえ、発作が抑えられ、眼病変の進行が阻止されています。最終的にどのくらいの方が失明から救われるのか、長期的な効果については今後の成績の蓄積を待たなければなりませんが、大いに期待されます。
インターネット社会の現代人は、ただでさえ眼を酷使していると言われますが、ぶどう膜炎がある患者さんは日頃から意識をして生活をすることが重要です。
ぶどう膜炎の失明は日常生活で意識して予防しよう
ここからは、ぶどう膜炎の私が、日常生活で意識していることを紹介していきます。
外出時にはサングラスを着用する
最初のツイートで軽く触れましたが、外出するときには絶対にサングラスを着用するようにしています。
免疫疾患の特徴として、ドライアイもあげられますが、眩しいときには痛みを感じたり、目がかゆくなってしまいます。
よっぽど曇っている日や、雨が降っている日には別ですが、基本的に外では必ずサングラスを着用です。
使用しているのは、レイバンのサングラスになりますが、アビエイターというモデルです。
ぶどう膜炎の私が、このモデルを選んだのには、しっかりとした理由があります↓
『アビエイター』(Aviator)は、レイバンを代表する定番モデル。そのルックスからティアドロップとも呼ばれる。
レイバン設立時からアメリカ空軍に採用され、社会的な信頼を得る。ヘルメットを被ったままでも着脱が出来るよう、曲げられていない(真直ぐな)テンプル・モダンが特徴。米国空軍のパイロット用として制式採用され、その後も研究開発を重ね、1937年に誕生した。人間の目の動きと同じ範囲をカバーし、最大の視野を確保できるとされる。優れた光学技術とそのデザイン性で、現在もなお俳優・女優を含む多くのファンに愛されている。
レイバンのアビエイターは、米国空軍のパイロット用として制式採用されています。
かなり優れた光学技術を持っているので、紫外線や直射日光からガッチリと目を守ることが可能です。
私が使用しているサングラスは、度入りなので結構な値段がしましたが、眼を守るためには仕方ありません。
財布には痛かったですが、デザインもいいので、今ではしっかりと気に入って使っています。
度が必要ない方は、アマゾンで買うとお得だと思います↓
日本では、サングラスというとファッションのイメージが強かったり、相手に失礼だと言われるかもしれません。
たとえば、スーツ姿でサングラスをかけているような人は、日本ではほとんど見かけませんよね。
ですが、自分の眼を守るほうがよっぽど大事です。
ぶどう膜炎の患者さんは、仕事中だろうがなんだろうが、外出をするときにはとにかくサングラスを着用することをおすすめします。
私もたまに文句を言われますが、そのときには
「眼の病気があるのでサングラスで失礼します」
と断るようにしていますし、失明するよりはよっぽどマシです。
ブルーライトカットメガネ
外出をするとき以外には、通常のメガネをかけていますが、レンズは色々と加工してあります。
傷が付かないコーティングなど、色々と加工した物を使っていますが、代表的なのがブルーライトカットです。
ただし、巷ではブルーライトカットには失明を防ぐ効果がないと言われていたりするので、気休め程度なのかもしれませんが…
私は医療従事者ではありますが、眼科は専門ではないので、正直いうと確実なことはよく分かりません。
個人的な感想ですが、ぶどう膜炎を発症する前は、特にレンズの加工などはしていませんでしたが、ブルーライトカットを入れてからは、目が疲れにくくなったような気がしています。
気休めかもしれませんが、パソコンを使うことが多かったり、デスクワークの方は一つ持っておくといいかもしれません。
こちらは、レイバンのサングラスと比べると安価なので、購入はしやすいです。
とりあえず、アマゾンのベストセラー1位のPCメガネを、貼っておきます。
定期的に調節をする
上記では、サングラスとメガネについて紹介をしてきましたが、買って終わりではなく、定期的にメンテナンスをすることが必要です。
私の場合は、月に1~2回は定期的に近所のメガネ屋さんを訪れて、必ず調節をしてもらうようにしています。
ぶどう膜炎になる前から、メガネはかけていましたが、発症してからはかなり気を付けるようになりました。
どうしてもメガネは、使っているうちにズレが生じてきてしまいます。
角度や位置が合わないまま使用していると、目が疲れやすくなったり、ぶどう膜炎にも悪影響です。
店舗で購入したメガネ以外でも、対応をしてくれる場所が多いので、近所のメガネ屋さんにぜひ足を運んでみてください。
また、日常的なケアも大事です。
家にいるときは、メガネのシャンプーで洗ったり、外出時にはスプレータイプのクリーナーを使用して、汚れはすぐに落とすようにしています。
私が使用している物は、この2点です↓
このメガネ用のシャンプーは、値段も安いですし、しっかりと汚れを落とすことができます。
毎日、何度も洗っていますが、それほど量が減ることはありません。
まったく同じものを、半年前に購入しましたが、今でも容量が残っていますので、一本あれば十分です。
洗い終わった後は、いい香りもするので、気に入っています。
家にいるときはシャンプーで洗っていますが、外出時にはスプレータイプを常に持ち歩くようにしています。
このプラクリーンは、ちょっと高いですが、帯電防止効果があるのでおすすめです。
レンズにコーティングがされるので、ホコリや汚れが付きにくくなります。
先ほどのシャンプーと比べると、容量が少ないため、2~3カ月でなくなる印象です。
ワンプッシュで拭くだけですし、簡単なのでこれ一本でもいいですが、もったいないという方は先ほどのシャンプーと併用したほうが長持ちすると思います。
ぶどう膜炎では環境を整備することも特に重要です
膠原病や自己免疫疾患など、ぶどう膜炎を抱えている方には、パソコンでの事務作業など、デスクワークに従事している人も多いと思います。
現代人は、ただでさえ眼を酷使していると言われますが、適切な環境で作業をすることが大事です。
VDT作業ガイドライン
そこで参考になるのが、厚生労働省が定めている、VDT作業ガイドラインです。
VDTとは、Visual Display Terminalsの略ですが、ディスプレイやキーボードなどにより構成される機器を使用して、作業に従事することをVDT作業といいます。
近年は、IT技術の急速な発展により、VDT作業の従事者や作業時間が長時間に及ぶようになってきましたが、健康面への影響が問題になってきています。
なかでも、ドライアイや眼精疲労など、眼の症状は深刻です。
この記事では、詳しく解説はしませんが、特にぶどう膜炎の患者さんは、一度は厚生労働省のページを読んでおくとよいです↓
失明を防ぐためにも、パソコンやスマートフォンなどは、適切な環境のもとで使用をするようにしましょう。
終わりに
生物学的製剤の登場などにより、失明するリスクは減少していますが、油断は絶対に大敵です。
昨日まで調子が良くても、いつどうなるのか分からないのが免疫疾患の特徴ですし、常日頃から意識をして生活をすることが大事です。
ぜひこの記事を参考に、ぶどう膜炎から自身の眼を守るようにしてください。
こちらの記事でも、私が行っている治療やぶどう膜炎について、詳しく解説をしています↓
また、YouTubeでも解説をしていますので、ぜひ合わせてご視聴ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
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合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
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