【別人すぎ】プレドニンのせいで太った話をブログに書く

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リウマチや膠原病、多種多様な病気に対して使われる薬が、ステロイドであるプレドニゾロンです。

強力に炎症を抑える作用があるものの、その副作用もまた強く、私も太ることには随分と悩まされました。

その経過を、ブログに書いていきます。

はじめに

6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!

私は複数の持病を抱えている難病患者ですが、主にリウマチへの治療として、プレドニンの服用を約4年前から続けてきました。

その時期に書いた記事が、こちらです↓

【プレドニン】飲み続けたら鬱になってきた件【うつ病に注意】

そして、先日にこのようなツイートをしました↓

8日の通院の結果、プレドニンを0にすることになり、昨日から服用をしていません。リウマチの炎症が改善せず、調子が悪い時は5㎎、通常は2〜3㎎の服用を4年続けてきました。 副作用のムーンフェイスにより、「太った?」と聞かれるのは凄く不快だった。症状の変化は心配だが、切れた事が素直に嬉しい。

ようやく、プレドニンを0にすることができましたが、特に外見に対する副作用はメンタル的にも辛かったです。

ステロイドで太った4年間を、このブログで振り返っていきます。

プレドニンの副作用:クッシング症候群

プレドニンで起こる副作用の総称を、「クッシング症候群」といいます。

医学的な情報について世界中で活用されている、MSDマニュアルによると、このように書かれています↓

コルチコステロイドは体脂肪の量と分布を変えてしまいます。体幹の周りに過剰な脂肪がつき、特に背中の上部に目立ちます(野牛肩と呼ばれることもあります)。クッシング症候群の人は丸く膨らんだ顔になります(満月様顔ぼう)。腕と脚は太った体幹に比べてほっそりしています。筋肉は衰えて力が弱くなります。皮膚は薄くなり、あざができやすく、打撲傷や切り傷は治りにくくなります。腹部や胸部には引き伸ばしたような紫の筋(皮膚線条)が現れることがあります。クッシング症候群の人は、疲れやすくなります。

引用:クッシング症候群【MSDマニュアル】

ムーンフェイス(満月用変ぼう)で他人から太ったと言われまくった

ステロイドの副作用のなかでも、私が最も辛くて嫌だったのは、ムーンフェイスです。

体形のことはある程度、服装を工夫することで目立たないようにはできますが、顔はそう簡単にはいきません。

プレドニンの服用を続けると、顔がパンパンにむくんでしまい、他人から

「なんか最近太った?」

と言われるようになっていきました。

これ、マジで腹が立ちますし、めちゃくちゃイライラします。

「まぁ持病の薬の副作用で~」

などと、テキトーに流しますが。

内心では、「好きでなってるんじゃねーよ!!何も知らないくせに、ボケが!!」という気持ちでいっぱいです…。

あとは、プレドニンの副作用で肌荒れやニキビもひどかったので、人と直接会うのが本当に嫌で仕方ありませんでした。

肌荒れについては、皮膚科に通って薬をもらって塗ってみたり、なんとか対処できましたが…

まん丸と膨らんだような顔は、ステロイドを中止しない限り、どうにもできません。

ぽっこりお腹になってしまった

中心性肥満といいますが、プレドニンを飲み続けていると副作用により、お腹がぽっこりと出てきてしまいます。

ステロイドの服用により、過剰なインスリンが分泌され、余分な脂肪がつきやすくなってしまうためです。

顔よりはまだ気にはならなかったものの、ショックである事に変わりはありません。

ゆったりとした服を着たり、体形が目立たないようにしましたが、どんなに頑張っても限界があります。

他人と久しぶりに会ったりすると

「なんかお腹が出てきたね~、ビール腹?」

「おっさん体形じゃん」

と言われるのも本当に腹が立ちました。

本人に悪気はないのでしょうが、無神経な人間は好きではありません。

太りたくなくて徹底的に食事制限をした

プレドニンの副作用には、異常な食欲増進もあります。

とにかく、お腹が空いてたまらなくなるんですが、徹底して食事をコントロールするようになりました。

10キロ体重が増えた

私はもともと小食でしたが、プレドニン5mgを服用していると、食欲がとんでもないことになってしまい、常に何かしらを食べるようになりました。

その結果、最大で10キロ体重が増えてしまいます。

これまでには割とやせ型だったはずなのに、見た目はほとんど別人のようです。

いくら病気や、薬の副作用が原因だと頭では理解していても、鏡を見るたびに憂鬱で絶望的な気分になってしまいます。

また、長年の潰瘍性大腸炎の経過もあり、大腸が固く動きが悪くなっているため、膨らんだお腹は毎日が苦しくてたまりませんでした。

1日1食の生活

本気でマズイと思った私は、3年ほど前から1日1食の生活をすることを決意します。

それまで、1日2食で毎日を過ごしていましたが、夕食しか取らないようになりました。

私のやり方は、一回だけの夕食は好きなだけ食べてもよいというものです。

それが功を制し、10キロ増えてしまった体重は、スムーズに落ちていきました。

体重は落ちても、ムーンフェイスとぽっこりお腹は目立っていましたが…

それでも、痩せた分だけ気持ちは幾らかマシです。

私の場合、一度で沢山食べることができない点も、理由かもしれません。

1日1食は今では当たり前ですが、1食に慣れるまではかなりきつかったです。

プレドニンの食欲増進もありますし、お腹が空いてイライラが止まらなくなったりもしました。

それでも続けられたのは、ステロイドの副作用で見た目が変わってしまい、自分じゃなくなるような恐怖があったからです。

私は極端なやり方をしましたが、読者の方々にあまりおススメはしません。

食事制限やプレドニンの副作用については、主治医に必ず相談をするようにしてください。

見た目イジリをする人とは関わってはいけない

プレドニンにより、見た目が変わったり、太ったりしてしまいましたが、改めて見た目イジリをしてくる人間とは関わってはいけないと感じました。

どれだけ親しい関係だとしても、それはやってはいけない行為です。

時代遅れの低レベルな人間

ひと昔前ならいざ知らず、現代社会ではコンプライアンスが高まり、芸人やバラエティの分野でも、他人の外見をいじるのは悪だという風潮が高まっています。

にもかかわらず、他人の見た目をどうこう言うのは、時代遅れのレベルが低い人間です。

百歩譲って、本人が自ら外見的な特徴をアピールし、笑いを取ろうとしているのならいいですが…

普通に考えたら、いきなり「太った?」と言われて、嬉しいワケがありません。

いくらその人に悪気が無いとしても、その時点で私はもう二度と関わりたくないと思ってしまいます。

難病の治療歴は20年になりますが、経験上そういう人間に病気のことや薬の副作用を説明しても、理解を得ることができないと分かっているからです。

他人を変えることはできませんし、相手がデリカシーの無い人間なら尚更です。

自分を大切にしてくれる人と関わろう

見た目イジリをしてくる人は、一回でもアウトです。

こちらが嫌な気分になること、プレドニンの事情をはっきりと伝えたとしても、こういう人は何度も同じように繰り返してきます。

そして本人には悪気が一切ないので、どうすることもできません。

ステロイド薬である、プレドニンを服用している状態とは、心理的にも肉体的にも本当に苦しい状況です。

ただでさえ病気で大変なのに、デリカシーが無かったり、自分を馬鹿にしたり見下してくるような相手とは、付き合う必要が全くありません。

副作用で太ってしまおうが、ありのままの自分を受けて入れてくれる人とだけ関わるべきです。

そんな低レベルな人間と無理して関わり、ストレスをため込んで病状が悪化してしまったら、元も子もないですよ。

他人に無理して合わせたりせず、もっと自分を大切にしていきましょう。

終わりに

現在の私は、4年かかってしまったものの、プレドニンを0にすることができました。

今後の症状によっては、再び服用する可能性は高いものの、とりあえず素直に嬉しいです。

今後の経過についても、このブログやYouTubeで解説をしていきたいと思っています。

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最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。

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