【潰瘍性大腸炎】に【アサコール】が効かなくなった私の症例

2020年1月31日

私は12歳で潰瘍性大腸炎を発症し、ペンタサやアサコールなどの5-ASA製剤により症状をコントロールしていましたが、数年前の再燃後から効果が乏しくなっていきました。

その後はヒュミラやレミケードなどの生物学的製剤を使用していましたが、徐々に効果がなくなり、現在は免疫抑制薬であるイムランを服用しています。

潰瘍性大腸炎は難病であり、まだまだ解明されていないことが多い病気です。

私のペンタサやアサコールを使用しての治療について記します。

※私は医療従事者ではありますが、医師ではないためあくまでも個人的な見解です。

はじめに

6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!

数年前に潰瘍性大腸炎が再燃してから、様々な症状が出現し、現在は6つの診療科にて治療を行っています。

アサコールなどの5-ASA製剤だけでは、潰瘍性大腸炎の症状を抑えることができなくなっていきました。

5-ASA製剤とは?

point

5-ASA(アミノサリチル酸)製剤は、潰瘍性大腸炎の治療の第一選択肢として広く使用されている薬です。

サラゾスルファピリジン(サラゾピリン)という成分は、体内で代謝され、スルファピリジンメサラジン(5-ASA)という成分に分解されます。

メサラジンという成分には、炎症を抑える作用があります。

ペンタサという薬は、小腸から大腸にかけてメサラジンが放出されるようになっている薬です。

アサコールという薬は、ペンタサよりも多く大腸でメサラジンが放出されるようになっており、潰瘍性大腸炎により効果を発揮するように改良された薬です。

リアルダという薬は、メサラジンにフィルムコーティングが施されています。

このコーティングにより、大腸で持続的にメサラジンが放出される仕組みになっており、1日1回の服用で済むようになっています。

ペンタサ、アサコール、リアルダはどの薬も、メサラジンという成分で大腸の炎症を抑える点では一緒ですが、大腸でメサラジンが放出される量に違いがあります。

潰瘍性大腸炎が再燃するまで

大腸

12歳で潰瘍性大腸炎を発症してからは、主にペンタサの錠剤ペンタサ注腸薬により症状を抑えていました。

症状がひどい時には、プレドニンなどのステロイド製剤も使用しましたが、ある程度症状をコントロールすることができていました。

2009年アサコールが発売されると、ペンタサからアサコールへと切り替えました。

アサコールへと切り替えた結果、症状はかなり改善し、一時期寛解にまでもっていくことができたのです。

寛解してからもしばらくアサコールは飲んでいましたが、症状がかなり落ち着いていたため、アサコールの服用は中止していました。

その後、大学三年次に潰瘍性大腸炎が再燃し、再びアサコールを服用することになりましたが、再燃後はアサコールだけでは症状を抑えることができなくなっていきます。

アサコールと生物学的製剤の併用

注射

アサコールやステロイド製剤で潰瘍性大腸炎の症状を抑えることができなくなったこと、再燃後に強い関節痛(腸炎関連性脊椎炎)が出てきたことなどから、アサコールと併用して生物学的製剤による治療を行うことになりました。

私がまず最初に使用した生物学的製剤は、二週間に一度自己注射を行うヒュミラです。

使用を始めた当初は、潰瘍性大腸炎の症状や関節痛に対して効果が見られていましたが、徐々に効果がなくなり約1年でヒュミラの使用は中止となりました。

ヒュミラについて詳しくは↓

【ヒュミラ】が【潰瘍性大腸炎】に効かなくなっていった私の例

 

ヒュミラの次の選択肢として、生物学的製剤のレミケードを使用することになりました。

レミケードは自己注射によるヒュミラとは異なり、点滴により投与を行う生物学的製剤です。

レミケードは副作用が強い割に効果があまり見られず、約半年で中止となります。

生物学的製剤レミケードについて詳しくは↓

【レミケード】が【潰瘍性大腸炎】に効かなくなっていった私の例

 

レミケードの次の選択肢として、飲む生物学的製剤といわれるゼルヤンツを服用することになりました。

飲み始めてすぐに発疹などの皮膚症状が劇的に改善しましたが、潰瘍性大腸炎の症状や、関節痛に対して効果が見られなかったことから約3カ月で服用中止となります。

飲む生物学的製剤ゼルヤンツについて詳しくは↓

【ゼルヤンツ】が【潰瘍性大腸炎】に効かなかった私の例

リアルダとイムランの併用

錠剤

飲み慣れているアサコールを服用していましたが、リアルダは1日1回の服用で済むため、大量の薬を飲んでいる現在はリアルダへと切り替えました。

現在はリアルダリンデロン座薬(ステロイド)と免疫抑制薬であるイムランを服用しています。

ゲノム情報の解析により、私はイムランの副作用が出やすい体質であったことなどから、イムランの使用はなるべく避けていましたが…

5-ASA製剤や生物学的製剤では、潰瘍性大腸炎の症状を抑えることができていないため、数カ月前よりイムランを服用することに踏み切りました。

副作用はかなり辛いですが、イムランの服用を始めてから約2カ月で効果が表れ、現在は少しずつ症状が落ち着いてきています。

イムランについて詳しくは↓

【イムラン】を飲み始めたら副作用が強すぎる件

イムランの効果が見られなくなったら、大腸を全摘出することも検討しなければなりませんが、このままリアルダとリンデロン座薬とイムランを併用しながら様子を見ていく流れとなりそうです。

終わりに

ペンタサからアサコール、リアルダへと5-ASA製剤は改良され、現在は様々な生物学的製剤も登場しています。

しかし、潰瘍性大腸炎はまだまだ解明されていないことが多い病気です。

私の場合潰瘍性大腸炎のなかでも特殊なケースではありますが、何らかの参考になれば幸いです。

私はこのブログを通して、色んな情報を発信していきたいと考えています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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