【潰瘍性大腸炎】に【ビタミンB12欠乏症】を合併した私の症例

2020年1月31日

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私は12歳で潰瘍性大腸炎を発症し、数年前に再燃、内因子抗体によるビタミンB12欠乏症を合併してしまいました。

ビタミンB12欠乏症も潰瘍性大腸炎と同じく、自己免疫の異常によって起こったと考えられています。

私は自己抗体により、食事からビタミンB12を摂取することができないため、定期的に注射によりビタミンB12を補給しています。

潰瘍性大腸炎や、様々な自己免疫疾患は難病であり、まだまだ解明されていないことが多いです。

私がビタミンB12欠乏症を合併した例について記します。

※私は医療従事者ではありますが、医師ではないためあくまでも個人的な見解です。

はじめに

6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!

数年前に潰瘍性大腸炎が再燃したことをきっかけに、様々な症状や合併症が現れてきました。

そのなかの一つ、神経内科で治療を行っているビタミンB12欠乏症について記事にしたいと思います。

ビタミンとは

ビタミン

ビタミンとはよく聞きますが、まずはどのような物質なのか解説していきたいと思います。

ビタミン(ヴィタミン、英語vitamin [ˈvaɪtəmɪn, ˈvɪtəmɪn])は、生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、その生物の体内で十分な量を合成できない炭水化物タンパク質脂質以外の有機化合物の総称である(なお栄養素のうち無機物ミネラルである)。

引用:wikipedia

つまりビタミンとは、食事などを通して外部から補給しなければならない、体に必要な栄養素のことです。

ビタミンは全部で13種類あり、脂溶性ビタミン水溶性ビタミンの2種類に分けられます。

脂溶性ビタミンは、DAKEの4つであり、残りの9つはすべて水溶性ビタミンです。

ビタミンB12は水溶性ビタミンとなります。

ビタミンは欠乏する種類により、様々な症状が起こります。

ビタミンA→夜盲症

ビタミンB1→脚気

ビタミンC→壊血症、骨形成不全、成長不全

ビタミンD→骨粗鬆症、くる病、低カルシウム血症

このあたりは、一度聞いたことがあるのではないでしょうか。

ビタミンと肝臓

肝臓

実はビタミンと肝臓には密接な関係があり、肝臓は脂溶性ビタミンを摂取するうえで重要な働きを担っています。

脂肪はそのままでは吸収することができません。

そのため、胆汁と膵臓から分泌される酵素によってグリセロールに分解され、小腸で吸収されます。

水溶性ビタミンであるビタミンB12ですが、水溶性ビタミンのなかでも特殊であり、まったく摂取されなくても通常は肝臓3~5年分が貯蔵されています。

ビタミンB12の役割

神経

ビタミンB12は正常な神経機能を保つうえで重要な働きをしています。

また、葉酸とともに赤血球を造る材料にもなっています。

そのため、ビタミンB12が不足すると神経障害貧血が起こるのです。

ビタミンB12が不足することによって起こる貧血を悪性貧血といいますが、現在は悪性ではありません。

ビタミンB12がまだ発見されていない時代に、鉄欠乏性貧血と比べて治療が困難であったことから悪性貧血と名付けられました。

悪性貧血は通常、ビタミンB12を補給することにより容易に軽快します。

私の場合、貧血は起こりませんでしたが、神経障害が起こりました。

ビタミンB12が不足する原因として、摂取不足吸収不足の二通りに分けられます。

・摂取不足

ビタミンB12は植物性食品には含まれておらず、肉や魚などの動物性食品からしか摂取することができません。

そのため、菜食主義者の場合ビタミンB12欠乏症になるリスクが高くなります。

摂取不足による欠乏の場合、サプリメントなどからビタミンB12を摂取することにより、容易に症状は軽快します。

・吸収不足

ビタミンB12は胃の壁細胞から分泌される内因子と十二指腸で結合し、回腸で吸収されます。

そのため、ガンなどにより胃を切除した場合にビタミンB12欠乏症が起こります。

また、自己免疫の異常により内因子に抗体ができ、ビタミンB12が欠乏することがあり、私の場合このケースです。

これを抗内因子抗体によるビタミンB12欠乏症といいます。

私が抗内因子抗体によるビタミンB12欠乏症と診断されるまで

診察

突然手の指先や、足の指が電気を流されたかのようにピリピリと痺れるようになりました。

最初はストレスか何かだと思っていましたが、まったく良くならず徐々に痺れは悪化していったのです。

診断されるまで気づきませんでしたが、この頃には神経障害が起きていたのだと思います。

痺れが起こるようになった後に、体にまったく力が入らなくなっていきました。

特に下半身に力が入らなくなり、歩くことさえもやっとの状態となっていきます。

痺れに続いて、神経障害による筋力低下が起こり始めたのです。

この頃には、4つの診療科に通っていましたが、神経内科へと紹介されることになりました。

神経内科で様々な検査が行われ、血液検査からビタミンB12欠乏症であると判明します。

ビタミンB12の基準値は233~914ですが、私の場合100しかありませんでした。

その後、胃壁細胞抗体と抗内因子抗体の検査を行った結果、抗内因子抗体の検査で陽性反応が出ました。

胃壁細胞抗体と抗内因子抗体の検査は血液検査ですが、特殊な検査であるため保険が適用されず、10割自己負担となります。

確か二つ合わせて1万5千円ぐらいかかりました。

こうして私は抗内因子抗体によるビタミンB12欠乏症と診断されたのです。

治療について

注射

抗内因子抗体により、経口からビタミンB12を補給することができません。

そのため、メチコバールという注射を筋注射することにより補給を行っています。

約1カ月間、週に2~3回注射を行っていると、筋力低下はウソのように回復していきました。

しかし、手の指先や足先の痺れは完全には回復せず、現在も痺れが残っています。

現在は月に1度、メチコバールを注射して定期的にビタミンB12の補給を行っています。

終わりに

私は作業療法士をしているため、麻痺のある方と関わることがとても多いです。

体に力が入らなくなった時は本当に驚きましたし、現在も痺れが残っています。

しかし、こうした経験により、患者様の気持ちが非常によく理解できるようになりました。

こんなことを言ったら不謹慎なのかもしれませんが…

作業療法士として良い経験をしたと考えるようにしています。

抗内因子抗体によるビタミンB12欠乏症は非常に稀な病気です。

潰瘍性大腸炎や、様々な自己免疫疾患は難病とされていますが、私の体験が更なる解明に役立つことを願っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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