【発達障害】Webデザイナーは確実に向いています【朗報です】
発達障害を抱えてる方には、Webデザイナーになりたいと希望する人も増えてきたようです。
そんな方に朗報ですが、発達障害とWebデザイナーは相性がいいですし、確実に向いています。
はじめに
精神分野が専門になります、作業療法士のコージです!
そして、職業訓練でWebデザインについて学んだ経験があり、まったくの未経験からフリーランスになりました。
先日に
という記事を執筆し、発達障害にはプログラマーが向いている理由を解説しました。
また、ブログの読者から
「自分は発達障害を抱えているが、Webデザイナーになれるでしょうか」
という相談が届いたことがあります。
結論からいうと、めちゃくちゃ向いていると思います。
発達障害はWebデザイナーという職業では武器になる
発達障害は、立派な個性ですし、Webデザイナーという職業において、強力な「武器」になります。
芸術家肌が多い
数々のアーティストや偉大な芸術家には、発達障害の傾向がある人が少なくありません。
天才画家として、誰もが知っているパブロ・ピカソですが、実は彼はADHDでした。
学校の美術の教科書には、必ずピカソの絵がのっていますし、知らないという人はいませんよね。
そんな偉大な画家ですが、発達障害があったことがプラスに働いて、あれだけの功績を残すことができたと言われています。
キュビスムと呼ばれる現代抽象絵画の道を開いた天才画家としてあまりにも有名なパブロ・ピカソは、発達障害であったことが知られています。
ピカソは子どものころから落ち着きがなく、小学校では勝手に教室を歩き回って、よく先生に怒られていたようです。
~中略~
それらは普通の人にはただのガラクタかありふれたものにしか見えませんでしたが、彼はそれらを使って常人には理解不能なオブジェなどを作っていたのです。
これはADHD特有の新奇追求が発揮されたためで、その集大成がピカソの代名詞とも言うべきあのデフォルメされた画法であり、数々の芸術作品だったのです。
ピカソの時代と比べると、Webデザイナーは比較的に新しい職業になりますが、あなたも現代のピカソになれるかもしれません。
冗談ではなく、ITの分野で偉大な功績を残している、あのビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズも、実は発達障害です。
人と違う視点は武器になる
Webデザイナーにとって必要なのは、圧倒的なセンスです。
発達障害の方が苦手な、社会性やコミュニケーション能力はそれほど必要ではありません。
というか、そもそもIT業界では発達障害の傾向がある人が多いですし、人間関係が苦手な方も多いです。
むしろ、そういう人だからこそ、ITの仕事が向いているといえるかもしれません。
他者との協調性よりも、コツコツと一人でパソコンと向き合い、トライ・アンド・エラーを繰り返していける人材が求められていますからね。
少し話はそれましたが、発達障害を抱えている方は、一般的な人と脳の仕組みそのものに違いがあります。
そのために、普通の人は気がつかないようなことでも気づくことができたり、独自の視点で物事をとらえることができるのです。
この特徴は、Webデザイナーという職業においては、強力な「武器」になります。
プログラミングでは、コードを書いていくうえで独特な考え方が必要になってきますし、Webデザインでは普通の人にはない感性も必要です。
発達障害を抱えている人の、独自の視点や感性は、普通の人と比べても圧倒的に有利です。
発達障害のHさんの例
私が通っていた、職業訓練のWebデザイン科には、Hさんという20代女性の方がいましたが、彼女は発達障害でした。
彼女のことを、少し紹介したいと思います。
成績は超優秀だった
Hさんは少し変わっている人でしたが、成績は超優秀であり、常にトップの成績で卒業をしていった方です。
彼女が、普段使っているPCはMacのようでしたが、訓練校のパソコンはWindowsのため、いつも
「使いにくい」
と言っているのが、印象的な人でした。
職業訓練に通う前は、独学でWebデザインやプログラミングの勉強をしていたようです。
訓練が始まると、すぐに本領を発揮し、成績が優秀な彼女は講師たちのお気に入りの生徒でした。
Webデザインについて、探求心がとても強く、分からないことがあるとすぐに講師に質問をします。
そして、のみ込みが早く、何でも一瞬で覚えてしまい、すぐに自分でコードを書いて試さないと気が済まないような方でした。
あまりにも優秀であり、訓練で出された課題はすぐに終わってしまいます。
そのために、彼女には講師から、専用の特別な課題が出されていたほどです。
他の生徒たちが、どうやってやっているのか質問をすると、どんなコードを書けばいいのか、どこにエラーが出ているのかが感覚的にすぐに分かるそうです。
これぞまさしく、発達障害の特徴ですね。
発達障害を抱えている方にとって、何でもかんでも決められている、マニュアルというものはあまり意味がありません。
それよりも、Hさんのように自由にやらせることで、とてつもない才能を発揮する方も多いです。
そしてWebデザインでは、決まりきったマニュアルはありません。
確かに、コードを書くうえでのルールや決まりはありますが、デザイナーによってやり方はまったく異なりますし、千差万別です。
Webデザインでは、マニュアルよりも独自の創造性や発想力が重要になりますが、発達障害は有利に働きます。
デザインが凄すぎた
卒業制作のときに、Hさんが手がけたWebサイトのデザインは、本当に素晴らしいものでした。
とにかく斬新で、スタイリッシュであり、企業サイトも顔負けの出来栄えです。
細かい部分にまでこだわってあり、サイトには色んな仕掛けが散りばめられていました。
発表会の日には、他の生徒を圧倒するレベルの高さで、拍手喝さいです。
Hさんは少し変わっていたり、他者とコミュニケーションをとることは苦手なようでしたが、実力が申し分ない彼女は人気者でした。
最初にピカソの話を紹介しましたが、これも発達障害だからこそ、なせるワザです。
結論:発達障害を武器にしてWebデザイナーになろう
発達障害を抱えていると、他人と違うことに悩んでしまったり、自分に自信がない人も多いと思います。
しかし、Webデザイナーという職業や、現代においては発達障害が強力な「武器」になるのです。
あなたの潜在能力は、とてつもなく高いはずですし、興味がある時点でWebデザイナーに向いているはずですよ。
一生続けなければならない、というワケではありませんし、後悔するよりもまずは挑戦をしてみるべきです。
まずは、最初の一歩を踏み出してみましょう。
終わりに
最近は、無料でプログラミングを学べるスクールも増えてきましたし、リスクなんてほぼゼロです。
この記事を読んだあなたが、自分に自信を持って、行動することを願っています。
発達障害者の方が、Web制作を学ぶのであれば、【atGPジョブトレIT・Web】が最もおすすめです。
東京(秋葉原、渋谷)のスクールに、通える方という条件がありますが、働く意欲があれば18~65歳の方まで、誰でもOKです。
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※収入の状況により、有料になる場合もありますが、9割以上の人が無料で通っているようです。
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下記に、リンクをはっておきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
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こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。
合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
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