【本当に医者?】主治医が話を聞いてくれない患者【不幸です】
患者として、最も困るといっても過言ではないのが、「話を聞いてくれない医者」の存在です。
特に精神科では、患者様の話を聞くことが重要であるにもかかわらず、こんな精神科医も少なくありません。
はじめに
6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!
私は精神科が専門ですが、先日このようなツイートをしました↓
誰とは言わないが、とある精神科医からブロックされました。記念すべき、初めてブロックしたとのことで、ありがとうございます!
それだけならまだしも、Twitterに一々こちらの悪口を書かないでさい😌
同じ病院に勤務していたにしろ、度が過ぎますよ🤣
私は常に患者側に立ちます。
— コージ@難病の治療歴20年の作業療法士 (@koji_ot) September 14, 2022
誰とは言わないが、とある精神科医からブロックされました。記念すべき、初めてブロックしたとのことで、ありがとうございます!
それだけならまだしも、Twitterに一々こちらの悪口を書かないでさい😌
同じ病院に勤務していたにしろ、度が過ぎますよ🤣
私は常に患者側に立ちます。
— コージ@難病の治療歴20年の作業療法士 (@koji_ot) September 14, 2022
同じ医療者として、意見が異なるというだけで、ブロックして悪口を書くとは何事ですか?
わりと、本気で怒っているので、この記事で解説をしていきます。
※相手の名前は伏せますが、女医のタレントさんです。
話も聞かずにブロックされた経緯
上記のツイートだけだと、何があったのかよく分からないので、簡単に経緯を書いていきます。
精神科医であるにもかかわらず、わざわざ悪口をSNSに記載する意味がわかりません。
同じ精神科の病院に勤務していた
※女医の名前を、仮にKさんとしておきます。
実はKさんとは、同じ精神科の病院に勤務していました。
直接お話をしたことは無いものの、Kさんは新しい書籍を出版されたようです。
その本に興味があり、TwitterでDMを送ってみました。
当サイト「ふらいあうと」に合う内容であれば、その本を紹介させて頂きたい旨を申し出ました。
すると、同じ病院だったこともあり、メールでのやり取りが始まります。
女医が急にブチギレる
DMのなかで、私はKさんを心配している内容を送りました。
なぜなら
・診察中に涙が出てくる
・仕事が思うようにいかない
などの、ツイートをされていたからです。
ここで謎に、精神科医のKさんがブチギレます。
・自分は医師だから、自分のメンタルぐらい管理できる
・お前に相談するぐらいなら、同期や信頼できる人が周りにいる
・あなたに話を聞いて欲しくもない
などと、もう散々です。
私が送ったたった一通の、「いつでも相談してくださいね」がよっぽど気に入らなかったのでしょうか。
そんなツイートをされていたら、人として心配するのは当たり前です。
医療従事者だろうが、精神科医・医者だろうが、関係はありません。
医師である前に、人として相手に寄り添えない者など、言語道断です。
黙ってブロックするだけならまだしも、わざわざSNSで悪口を言いふらす必要はありますか?
Kさんは私の患者でもなく、逆に私はあなたの患者でもありません。
しかしながら、「人として」残念な行為です。
患者の声に耳を傾けようとしない医師も、同じです。
患者と医療者の関係である前に、まずは一人の人間同士ではないでしょうか。
女医のKさんもそうですが、自分だけが絶対に正しいと勘違いをしており、プライドが高いのが特徴です。
患者の話を聞いてくれない主治医は違法です
スイマセン、少々グチが長くなってしまいました。
それでは本題の、患者の話を聞いてくれない主治医について、記載していきます。
インフォームドコンセントを無視
一人の難病患者・作業療法士として、もうハッキリと言います。
医療従事者が、インフォームドコンセントを守らないのは、違法ですよ。
患者の話を聞かないからといって、逮捕されるようなことはありませんが…
インフォームドコンセントは、「説明と同意」と表現されたりしますが、医療従事者は患者様に方針をしっかりと説明し、同意を得なければなりません。
患者の話を聞いてくれない主治医が、どうやってこの法的な義務を果たすのでしょうか?
何をどう考えても、絶対に無理です。
患者様の話を聞かずに、適切な説明を行い、本当の意味での同意を得られるワケがないのです。
特に私や女医のKさんが専門とする精神科では、患者さんの話をいかに詳しく聞くかが、重要になります。
また、他の診療科であっても、相手の話を聞かずして適切な医療行為をすることはできません。
インフォームドコンセントについて、詳しくはこちらの記事でも解説をしています↓
【医者と喧嘩】患者の気持ちが分からない馬鹿に物申す!【説明と同意】
患者に起こる不利益の例
ちょっとここで、主治医が患者の話を聞かないと起こる不利益について、具体的な例をあげたいと思います。
仮に、この患者をAさんとしておきましょう。
①手術をしたほうが、命が助かる可能性は高い
(指は無くなる)
②リスクは高いが、薬で治療をする
(両手の指は温存される)
果たしてAさんは、どちらを選択するでしょうか?
おそらく、②を選ぶはずです。
主治医がAさんの意思を無視し、強引に手術を行ったとしたら、きっと本人はその医師を一生恨むでしょう。
私は医者ではないので、手術や薬を出したりすることはできませんが、できるだけ本人の考えや価値観を尊重した医療行為を提供したいです。
なぜなら、自分も難病の治療を20年ほど続けており、患者様の気持ちが痛いほどに理解できるからです。
確かに、私が言っている事はキレイ事なのかもしれません。
しかし、医療者たるもの理想を追い続けるべきです。
患者の話を良く聞き、その想いを受け止め、できる限り叶えようとする姿勢を示すべきです。
話を聞いてくれない医者は変えましょう
上記の通り、主治医が患者の話を聞いてくれない事は、法的な義務を怠っている理由を説明しました。
あまりにもひどい場合、医師を変えてしまうのも全然アリですよ。
納得できなければ戦いましょう
あなたの身体は、自分だけのものです。
主治医のものでもありませんし、他のだれのモノでもありません。
インフォームドコンセントは、法律でしっかりと定められているので、治療方針に納得ができなれば戦いましょう。
これは、患者として当然の権利です。
実は難病の私も、何度も主治医を変えたことがありますし、医者と揉めてしまったこともあります。
ですが、今は信頼できる主治医達に囲まれ、万が一自分の体に何かがあっても、医師を恨んだりせず納得することができると感じています。
あなたの治療は、自分自身で決めるべきですよ。
特に現代の患者様方は、インターネットが発展していることもあり、本当に熱心に勉強をされています。
ネットには誤った情報も多いものの、薬の副作用や病気の症状などについて、よく調べていると感じます。
あなたの話も聞いてくれず、頭ごなしに否定をされたり、自分の考えや治療方針を押しつけてくるような医者は、変えてしまえばOKです。
セカンドオピニオンだったり、転院を考えても良いと思います。
関連記事
終わりに
最後にもう一度言いますが、あなたの治療は自分自身で決めるべきですよ。
法律で定められており、それが患者の権利なのですから。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
【追伸】
同じ病院に勤務されていた女医のKさんへ、謝罪を要求します。
この記事を読むか分かりませんが、私は逃げも隠れもしません。
一度、医療従事者として、本音で話し合ってみませんか。
当方に至らぬ点があれば、こちらも謝罪を申し上げる次第です。
ご連絡頂けますと幸いです。