【ジョブコーチ】支援は役に立ちません【作業療法士が解説】

2020年5月1日

障害者の方は、就職を目指してジョブコーチの支援を考える人も多いと思いますが、まるで役に立たないのが実態です。

ジョブコーチには、専門的な知識はありませんし、具体的な制度については何も理解していません。

はじめに

ハローワークの専門援助を受けていました、作業療法士のコージです!

援助とは名ばかりの、かなり悲惨な現実を目の当たりにしたので、改めて制度についての勉強を始めました↓

#障害者雇用 について改めて勉強をしていますが、制度には問題点もかなり多いです😱#障害者 が利用されたり、搾取されやすいのが現実になります。

そして、手帳を取得できない #難病 はグレーゾーンなので、使える制度も少なく、更に悲惨です。

これからも、ブログを通して声をあげていきたい

ジョブコーチについては、タダの素人です。

ジョブコーチの種類について

ジョブコーチとは、職場適応援助者と呼ばれたりもしますが、3つの種類があります。

配置型ジョブコーチ

1つ目は、地域障害者職業センターに配属されているタイプです。

障害者に対して、直接的な支援を行ったり、訪問型ジョブコーチや企業在籍型のジョブコーチと連携をして、間接的な援助をしたりします。

各都道府県にある、地域障害者職業センターについては、こちらのページに場所と住所がのっています↓

参考:独立行政法人、高齢・障害・求職者雇用支援機構「地域障害者職業センター」

訪問型ジョブコーチ

2つ目が、訪問型のジョブコーチです。

このタイプは、障害者の就労支援を行っている、社会福祉法人などに所属をしています。

医療機関に勤めながら、障害者の就労支援に関わる業務を行っているような人もいます。

企業在籍型ジョブコーチ

3つ目が、企業に所属するジョブコーチになります。

こちらは、サポートする障害者と同じ企業に在籍をしているのが特徴ですが、他の業務を行いながらジョブコーチを兼務している場合も多いです。

ジョブコーチが役に立たない理由について

上記では、3つのジョブコーチについて解説しましたが、ここからが本題です。

ジョブコーチという制度には、問題点もかなり多いので、障害者が支援を受けてもさっぱり役に立ちません。

ジョブコーチ助成金制度

2005年に、ジョブコーチ助成金制度が制定されたことにより、訪問型と企業在籍型のジョブコーチは、助成金が支払われる対象となりました。

訪問型ジョブコーチへの助成金

1 支援計画に基づいて支援を行った日数に、次の日額単価を乗じて算出された額
(1) 1日の支援時間(移動時間を含む)の合計が4時間以上の日 16,000円
(2) 1日の支援時間(移動時間を含む)の合計が4時間未満の日  8,000円
2 訪問型職場適応援助者養成研修に関する受講料を事業主がすべて負担し、かつ、養成研修の修了後6か月以内に、初めての支援を実施した場合に、その受講料の1/2の額

引用:厚生労働省「訪問型職場適応援助促進助成金」

訪問型のジョブコーチでは、1日の支援時間によって金額が変わりますが、かなりの額が事業主側へと支払われます。

企業在籍型ジョブコーチへの助成金

対象労働者 企業規模 支給額
短時間労働者以外の者 中小企業 一人あたり月額8万円
中小企業以外 一人あたり月額6万円
短時間労働者 中小企業 一人あたり月額4万円
中小企業以外 一人あたり月額3万円

対象となる労働者の上限はありますが、こちらも高額な助成金が事業主へと支払われます。

また、訪問型のジョブコーチと同様に、研修にかかる受講料の2分の1も助成されます。

参考:厚生労働省「企業在籍型職場適応援助促進助成金」

ジョブコーチは素人

実をいうと、ジョブコーチは短期間の研修を受けるだけで、誰でも簡単に取得できるものです。

厳密に言えば、資格でも何でもありません。

ジョブコーチについては、ちょっとした研修を受けただけの人であり、タダの素人です。

事業主側からしたら、社員や職員が簡単に取得できるうえに、高額な助成金が受け取れるので、これほど美味しい話はありません。

多くのジョブコーチは、勤めている企業や法人の事業主から強制され、助成金のために取得をさせられているだけです。

こういう人たちは、仕方なく研修を受けただけなので、やる気もなければ向上心もありません。

そして、障害者雇用については、毎年のように制度が新しく変わっていきます。

私は難病になってから約20年、現在は作業療法士という医療従事者ですが、難病や障害に関する制度は非常に複雑だと感じています。

また、精神科の病院に勤務をしながら、精神障害者の社会復帰もサポートしてきましたが、並大抵のことではありません。

事業主側に入る助成金のために、仕方なく研修を受けさせられただけのジョブコーチに、一体何ができるのでしょうか。

ジョブコーチという制度は、助成金ビジネスのために、障害者が利用されているだけです。

ジョブコーチとハローワークについて

バツ

ジョブコーチの主な窓口は、地域障害者職業センターとなっていますが、もう一つハローワークがあげられます。

トライアル雇用の問題点

また、ハローワークでは、トライアル雇用を利用しながら、ジョブコーチによる支援を受けることができます。

実際に、トライアル雇用とジョブコーチを併用して、就職することを考える障害者の方も多いです。

しかし、トライアル雇用は圧倒的に事業主側が有利な制度であり、契約期間の後は絶対に採用されるというものではありません。

トライアル雇用の期間は、原則3カ月とされていますが、多くの障害者が継続雇用はされず、契約を打ち切られています。

労働者が退職後に、利用できる制度の代表として失業保険がありますが、トライル雇用では受給をすることができません。

そもそも失業保険は、会社都合による退職であっても、雇用保険の加入期間が最低6カ月は必要です。

契約を打ち切ったとしても、事業主側には何の罰則もありませんし、障害者の方は為す術もありません。

助成金を利用するだけしておいて、事業主が

「契約は更新しない」

と言ってしまえば、それで終わりです。

いくらジョブコーチの支援を受けても、採用されなければ意味がありませんし、障害者は失業保険の受給すらできません。

トライアル雇用の問題点については、こちらの記事で詳しく解説をしています↓

【トライアル雇用】障害者が搾取されるだけ【おすすめしない】

民間の転職エージェントを利用する

上記に、ジョブコーチの支援が役に立たない理由について解説をしてきましたが、解決策としては民間の転職エージェントを利用するという事があげられます。

なかには、障害者雇用を専門にしているエージェントがありますが、無料でパソコンのスキルを身に着けることができたり、支援を受けられるような場所が増えてきました。

そして、このようなエージェントは、障害者を就職させることにより、企業側から報酬を受け取っています。

当然ですが、自社の信用に関わってくるので、質が低い支援をするワケにはいきません。

そもそも、障害者を就職させることができなければ、報酬はもらえないので、支援の質は自然と高くなります。

ジョブコーチの、役に立たない支援を受けるぐらいなら、障害者雇用を専門にしているエージェントを活用するべきです。

終わりに

障害者雇用については、ジョブコーチの質が低いことなど、様々な問題点が多い制度です。

障害者が悪質な企業から、自分の身を守るためには、「情報を味方につける」ことが必要になってきます。

このブログでは、様々な制度について詳しく解説をしているので、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。

こちらの記事では、私がハローワークの専門援助を受けた経験と、障害者雇用専門の転職エージェントについて、詳しく解説をしています↓

【障害者雇用】ハローワークの専門援助はやめとけ!【最低です】

ジョブコーチについては、YouTubeの動画でも解説をしているので、ぜひ合わせてご覧ください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。

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自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓

【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】

 

国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。

こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。

合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。

ハローワークの専門援助は、最低でした↓

【障害者雇用】ハローワークの専門援助はやめとけ!【最低です】