【残業代】出ない会社を辞める時は確認を!【失業保険の条件】

※このサイトは広告収益をもとに運営しています

働いても、残業代が出ないという会社では、辞めたいと思うのも無理はありません。

残業代の有無に関わらず、残業時間によってはすぐに失業保険が受け取れるので、条件を確認していきましょう。

はじめに

残業代が、1円も出ないブラック企業を辞めました、作業療法士のコージです!

過去に、こんなツイートをしたことがあります↓

残業時間によっては会社都合退職になるという事実ですが、ほとんど知られていないんですよね。

残業が多いと余裕がありませんが、失業保険を利用しながら転職活動をすればOKだと思います👍

私も強制的にタイムカードを切らされ、残業代の概念はありませんでした😱

実は、残業時間によっては、会社都合退職の扱いになるので、すぐに失業保険を受給することが可能です。

残業時間と特定受給資格者の範囲について

すぐに失業保険を受け取れる、会社都合退職の扱いについては、会社の倒産やリストラだけが条件ではありません。

あまり知られていませんが、特定受給資格者の条件のなかには、残業時間も含まれています。

そして、ハローワークのホームページにも、しっかりと記載がされています↓

(5) 離職の直前6か月間のうちに[1]いずれか連続する3か月で45時間、[2]いずれか1か月で100時間、又は[3]いずれか連続する2か月以上の期間の時間外労働を平均して1か月で80時間を超える時間外労働が行われたため離職した者。事業主が危険若しくは健康障害の生ずるおそれがある旨を行政機関から指摘されたにもかかわらず、事業所において当該危険若しくは健康障害を防止するために必要な措置を講じなかったため離職した者

引用:ハローワークインターネットサービス「特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要」

残業代の有無は関係ありません

あくまでも、条件に含まれているのは残業時間であり、残業代の支払いについては一切関係がありません。

とにかく、下記の3つの条件に該当すれば、会社都合の扱いになる特定受給資格者になります。

①退職する前の6カ月間の中で、45時間以上残業をした月が連続で3カ月以上あること

②退職する前の6カ月間の中で、100時間以上残業をした月が1度でもあること

③退職する前の6カ月間の中で、連続する2カ月以上の期間の、残業時間の平均が1カ月あたり80時間を超えていること

上記の、3つの条件のうち一つでも当てはまっていれば、すぐに失業保険を受け取ることが可能です。

残業代がまともに出ない、搾取されるだけのブラック企業で、いつまでも働き続ける必要はありません。

ちなみに、私がブラック企業にいたときには、この条件を余裕で満たしていました。

当時は、残業時間によっては会社都合になるという事実を知りませんでしたが、もっと早く把握しておけば良かったと後悔をしています。

残業代が出なくても残業時間は確実に記録しておこう

私がいたブラック企業では、定時の時間になると強制的にタイムカードを切らされていました。

退職後には、ハローワークで失業保険の手続きをする必要がありますが、合わせて残業時間を証明する証拠が必要です。

勝手に自己都合退職にされる

おそらく、ほとんどの会社では会社都合になることを伝えたとしても、離職票の退職理由を自己都合退職としてくるかと思います。

離職票を持って、ハローワークに行く必要がありますが、このままでは会社都合の扱いにはなりません。

タイムカードがあっても、定時の時間になると強制的に切らされたり、みなし残業が導入されていてタイムカードそのものが存在しないという職場も多いですよね。

さらには、タイムカードに記録されている時間そのものを、改ざんするようなブラック企業もあったりします。

このように、会社のタイムカードはあまり当てにならないので、自分でも確実に出勤・退勤時間の記録をつけておくべきです。

残業時間を、確実に記録しておくことで、会社から自己都合退職とされてしまったとしても、覆すことが可能となります。

タイムカードへの対策については、こちらの記事で解説をしています↓

【タイムカード】あてにしないで自分で記録しよう【改ざんされる】

残業代が出ないなら失業保険を受け取って辞めよう

あまりにも、残業代の未払いがひどいのであれば、弁護士に相談することも一つですが、結構な労力がかかってしまいます。

また、労働基準監督署などに相談をしても、ほとんど意味がありません。

労基への相談が、無駄な理由については、こちらの記事で触れています↓

【実例】パワハラの相談はどこにすればいい?【結論:ムダです】

最も手軽で確実な方法

働いても働いても、残業代が支払われないようなブラック企業には、将来性がまったくありません。

奴隷のように、都合よく使われて体を壊してしまう、未来が待っているだけです。

会社都合の扱いであれば、仕事をしていた期間が6カ月以上あれば、すぐに失業保険が受け取れます。

そして、支給される期間は最低でも90日間です。

・いつまでも搾取され続ける未来

・すぐに失業保険を受け取って辞める

あなたは、どちらを選びますか?

残業代が出ないような会社は、すぐに失業保険を受け取って辞めることが、最も手軽で確実な方法です。

先ほどの、3つの条件に当てはまっていれば、これは労働者のあなたの当然の権利になります。

終わりに

残業代が支払われずに、そんな会社は辞めたいという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ブラック企業なら、すぐに辞めましょう↓

【ブラック企業を辞めたい人へ】1年で退職してみた件【問題ナシ】

また、こちらの記事では失業保険のその他の条件などについても、詳しく解説をしています↓

【仕事が怖い】これを読めば解決です【合法的に逃げよう】

様々な制度について、かなり細かく紹介をしているので、ぜひご一読ください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。

ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。

この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。

自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓

【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】

 

国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。

こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。

合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。

ハローワークの専門援助は、最低でした↓

【障害者雇用】ハローワークの専門援助はやめとけ!【最低です】

 

YouTubeも更新していきます!チャンネル登録や高評価をして頂けたら嬉しいです。

チャンネル登録