【吐き気】仕事に行きたくないときの対処法【お金も貰える】
仕事のストレスがたまり、限界に達してくると、仕事に行く前に吐き気が出るという方も多いと思います。
その場合には、無理をして仕事に行く必要はありませんし、お金を貰いながら休養をとることができますよ。
はじめに
ブラック企業で吐きまくっていました、作業療法士のコージです!
仕事に行く前に吐き気が出るのは、完全に危険信号です。
しかし、この記事を読み終える頃には、ゆっくりと休むことができると思います。
仕事に行く前に吐き気が出るのは危険な状態です
仕事に行く前に吐き気が出るというのは、すでに相当なストレスがかかっている状態ですし、これ以上無理をするのは危険です。
私もブラック企業にいたときには、仕事に行く前に、トイレで何度も吐くといった状態でした。
最初は吐き気だけだったのですが、少しずつ様々な症状が出てくるようになっていきます。
仕事のことを考えると夜も眠れず、食事もほとんどとれなくなり、最終的に体重は7キロも落ちてしまいます。
あげくの果てには、出勤の途中で道が分からなくなるまでになってしまいました。
職場までは車で通勤をしていたのですが、通い慣れているはずの道が分からなくなり、何度もUターンを繰り返すようになります。
運転中に突然、目の前が真っ暗になり、事故をおこしかけたこともありました。
一歩間違えていたら、命を落としていたかもしれません。
自分ではまだ大丈夫だと思うかもしれませんが、吐き気が出ている時点で、すでに大丈夫ではありません。
日本では、「過労死」という言葉が問題になっていますが、本当に命に関わる問題です。
また、職場でのパワハラなどが原因となり、自ら命を絶ってしまう人も多いです。
仕事の代わりはいくらでもいますが、あなたの代わりは絶対にいません。
人手が足りないのであれば、それは会社側がどうにかすることであり、あなたがする仕事ではありません。
仕事に行く前に吐き気が出ているようであれば、まずは絶対に休養をとることが先決です。
仕事に行く前の吐き気と傷病手当金について
仕事を休んでしまうと、収入が途絶えてしまうと心配になる方もいると思います。
また、どうしても体調が悪い日にだけ有給休暇を使用し、だましだまし仕事をしているような人も多いはずです。
あまり詳しくは知られていない制度かもしれませんが、傷病手当金を利用すればOKです。
傷病手当金については、病気やケガなどが原因となり、仕事を連続して4日以上休む場合に使用することができる制度になります。
待期3日間の分は受け取れませんが、4日目以降からは、給与の3分の2に相当する額が支給されます。
この待期についてですが、有給休暇や土日祝などの休日も含まれますし、給与の支払いがあったかどうかは関係ありません。
とにかく、3日間連続して仕事を休んだという事実があればOKです。
例えば、土日が休日であり、月曜日は体調不良で仕事を休んだとします。
この場合には、連続して3日間休んでいるので待期が成立し、火曜日から傷病手当金が支給されることになります。
仕事に行く前に、吐き気が続いているようであれば、まずはとにかく受診をするようにしてください。
そして受診をする際に、合わせて傷病手当金の診断書も医師に記載をしてもらうとよいです。
傷病手当金の申請に必要な書類や診断書は、全国健康保険協会のホームページから入手することができます↓
印刷して病院に持参していくことにより、医師が診断書に記入をしてくれるはずです。
診断書については、後から必要になってくることもあるので、コピーをとっておくといいですよ。
また、出勤をしていないことや、給与の支払いがないことを証明するために、会社にも記載してもらう必要のある書類がありますが、気にせずに申請をしてしまいましょう。
傷病手当金についてですが、雇用保険への加入期間はまったく関係ありません。
そして雇用保険には、パートやアルバイトなどの非正規雇用であっても、週に20時間以上働いている人は必ず全員が加入をしているはずです。
とにかく、傷病手当金は雇用保険に加入をしている全員が利用できる制度であり、使用可能な回数に制限はありません。
すべての労働者の当然の権利であり、そのために毎月高額な保険料が給料から天引きをされています。
毎日のように吐き気に苦しみ、無理をして仕事に行くぐらいなら、傷病手当金を利用して休養をとることも一つの選択肢です。
仕事に行く前に、吐き気に襲われているような状態では、正常な判断をすることができません。
休養をとり、回復をした後に、仕事を続けるか退職をするかどうかを考えればいい話です。
雇用保険の加入期間が1年以上あれば、退職後に傷病手当金を引き続き受け取ることもできます。
最長で1年半支給されるので、金銭的な心配をする必要はありません。
今は吐き気だけかもしれませんが、後から様々な症状や病気を引き起こしたり、取り返しのつかないことになってしまう可能性は十分にあります。
ぜひ、傷病手当金を活用することを検討してみてください。
仕事に行く前の吐き気と失業保険について
傷病手当金を利用する以外に、もう一つの方法としては、失業保険があります。
会社に傷病手当金の書類を拒否されてしまったり、揉めてしまったという場合や、とにかくすぐにでも今の職場を辞めたいという方はこちらを利用するといいかもしれません。
吐き気などの症状が実際に出ているのであれば、会社都合退職の扱いになり、すぐに失業保険を受給できる可能性があります。
失業保険は退職理由により、自己都合退職と会社都合退職に分けられるので、まずはそれぞれについて解説をしたいと思います。
自己都合退職による場合
失業保険が支給されるまでに、3カ月間の給付制限があります。
雇用保険に加入していた期間が、1年以上必要です。
会社都合退職による場合
一週間の待期期間の後に、すぐに失業保険が支給されます。
雇用保険に加入していた期間が、6カ月間必要です。
つまり、会社都合による場合は、仕事をしていた期間が半年以上あればすぐに失業保険を受給できるということになります。
特定理由離職者について
自己都合による退職であっても、「正当な理由がある」場合には、特定理由離職者となります。
そしてこれが、私がブラック企業を退職したときに使用した方法です。
特定理由離職者だと認められると、会社都合退職の扱いになるため、仕事をしていた期間が6カ月以上あれば、すぐに失業保険が支給されることになります。
私の場合ですが、ハローワークで失業保険の申請をするときに、傷病手当金の診断書のコピーを持参していきました。
診断書をハローワークに提出し、心身の不調が原因で退職したことを証明することにより、特定理由離職者だと認められるはずです。
どうしても仕事に行きたくないのであれば、まずは退職をしてしまうことも一つの方法になります。
失業保険は、最低でも90日間は支給されるので、退職後にゆっくりと転職活動をすればOKです。
しかし、失業保険は働ける状態にある人しか受給をすることはできません。
そのために、合わせて就労可能証明書を、再び医師に記載をしてもらう必要があります。
あまりにも吐き気などの症状がひどく、働ける状態にない場合には、最初に解説をした傷病手当金を利用した方がいいかもしれません。
仕事に行きたくないなら退職代行サービスもおすすめです
私は自分で退職手続きをしましたが、ブラック企業とはかなり揉めてしましました。
上記のような手続きを自分一人で全部行うことは、精神的にもかなりきついです。
どうしても自分で退職手続きをするのが困難であれば、退職代行サービスを利用することもいいかもしれませんね。
なかでもおすすめなのは、退職代行コンシェルジュです。
この退職代行は、人気があるために、テレビで特集をされたこともあります。
退職後は、無料で転職支援をしてくれるのが特徴です。
LINE@での相談は無料になっているので、まずは相談をしてみるのもいいと思います。
以下にリンクを貼っておきます。
終わりに
失業保険を受け取るためには、ハローワークへと行く必要がありますが、ブラック企業の求人しかありません。
そこで、合わせて転職エージェントを活用することをおすすめします。
また、登録だけでもしておくことにより、ブラック企業を辞めるモチベーションも上がるはずです。
こちらの記事では、おすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業を辞めたい人へ】1年で退職してみた件【問題ナシ】
また、あなたが10代や20代であれば、退職後に無料のプログラミングスクールに通うこともいいかもしれません。
IT業界は今後も伸びていく分野になりますし、給与もかなり高額です。
こちらの記事では、無料のプログラミングスクールについて紹介しています↓
【職業訓練】IT関係のコースをおすすめしない理由【就職不可能】
ブラック企業がなくなることを、願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
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【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】
国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。
こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。
合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
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