【ブラック企業体験談】求人情報と雇用契約書が違いすぎた件
好条件の求人情報にひかれた私は、新卒一年目にブラック企業へと就職してしまいました。
実際に就職してみると、求人情報と雇用契約書の内容がまるっきり別物でした。
何の説明もなく、促されるままにサインをしてしまいましたが、雇用契約書の内容を確認してからサインをするべきだったと後悔しています。
求人情報と雇用契約書の内容が異なるのは、ブラック企業のよくある手口です。
はじめに
新卒一年目にブラック企業に就職してしまいました、作業療法士のコージです!
求人情報には
賞与〇カ月分、土日祝休み、残業ゼロ
などと記載されていましたが、全部ウソでした。
実際に就職すると、賞与(ボーナス)どころか査定で罰金あり、毎日がサービス残業や無休での休日出勤に追われる日々でした。
雇用契約についての説明が一切なかった
面接で即採用されると、そのまますぐに雇用契約書にサインをするように求められました。
面接では
「うちは残業ゼロだよ」
「有給も取り放題だよ」
などと言われていため、何の疑いもせずにそのままサインをしてしまいました。
実際には求人情報とは全く異なる内容が記載されていたのですが、その場では気付かずに、そのまま就職をしてしまいます。
ブラック企業の手口として、面接で調子のいいことを言い、実際に就職すると雇用契約が全然違うということはよくある話です。
面接で都合のいいことを言われたとしても、あまり信用しないほうがいいでしょう。
雇用契約について、直接の説明がない場合には要注意です。
人事担当などから雇用契約について直接の説明があり、お互い合意のうえでサインをするのが基本ですし、当たり前です。
求人情報と雇用契約書の内容が全然違った
就職してから、シフト表が渡され、土日祝休みがウソだったことに気が付きます。
あわてて雇用契約書を確認してみると、そこには求人情報と全然違う内容が記載されていました。
面接に同席していた人事課長や事務長に確認してみましたが
「そんなことは言っていない」
の一点張りでした。
さらに求人情報と違うということを何度も訴えましたが
「そんなことはない」
と繰り返されます。
この記事を書きながら、ネットで求人について検索してみると、今でも
賞与〇カ月分、土日祝休み、残業ゼロ
有給消化率100%、組織の風通しが良い
などと記載されています。
〇カ月分と表現しているのは、求人に掲載されるこの数字がしょっちゅう変わるためであり、特に深い意味はありません。
あるときは、3カ月分だったり、3.5カ月分だったり、4カ月分だったりします。
最もひどかったのが、この賞与(ボーナス)についてです。
求人情報では〇カ月分となっていましたが、賞与は査定でした。
実際には賞与どころか、査定によりマイナスになり、罰金になってしまう人まで存在しました。
名目上は査定となっていましたが、ただの個人的な好き嫌いであり、罰金になってしまうと、給料から天引きされるのです。
求人情報と、雇用契約書の内容が全く異なっている時点で、すぐに退職をするべきだったと後悔をしています。
時間がたつほど余計に辞めにくくなってしまいますし、結局このあと私は退職するまで一年半かかりました。
求人情報と、雇用契約書の内容がまったく異なっている場合には、判明した時点で辞退してしまったほうがよいでしょう。
就職してから判明した場合でも、すぐに退職してしまったほうがいいです。
ブラック企業にいても、搾取されるだけですからね。
すぐに退職した理由を聞かれた場合
「求人情報と雇用契約の条件がまったく異なっていたため」
と正直に言えばいいだけですし、マイナスに評価されるようなら、同じくブラック企業です。
人を紹介すると貰える報奨金制度があった
ここからはちょっと番外編になります。
私は作業療法士なので、就職したブラック企業はとある病院です。
この病院はあまりにもブラックすぎるため、評判は最悪であり、常に人手不足でした。
そのため、紹介者に報奨金を支払うといった張り紙が、ナースステーションや病院のあらゆる場所に貼られてしました。
看護師などの有資格者は〇万円
無資格者は〇万円
などと、報奨金は結構な金額です。
この報奨金目当てに、職員たちは勧誘をしまくっていました。
私の面接と同じように
「うちの病院は残業ゼロだよ」
「未経験者・無資格者でも給料がいいよ」
などとウソをつきまくって勧誘をしていたようです。
このブラック企業は、とにかくウソばかりでした。
一度足を踏み入れたら最後、アリジゴクのような場所です。
ブラック企業のウソにだまされ、足を踏み入れてしまうと搾取されるだけです。
終わりに
もしあなたがブラック企業に就職してしまったのなら、今すぐに辞めるべきですよ。
ブラック企業にいても搾取されるだけですし、時間をムダにしてしまうだけです。
私は退職するまでに一年半かかりましたが、もっと早く退職するべきだったと後悔をしています。
「とりあえず三年」
などとよく言われますが、そんなのはウソですし、三年間も搾取される必要はありません。
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