【仕事の人間関係】ストレスへの対処法【改善しなくてOKです】
仕事の人間関係に悩み、ストレスが溜まっている場合の対処法についてですが、関係性を改善する必要はありません。
様々な制度を利用して休養をとったり、人間関係やストレスからは逃げればOKです。
はじめに
ブラック企業の人間関係でストレスが溜まりまくりでした、作業療法士のコージです!
この企業にいたときには、何度も
「仕事 人間関係 ストレス」
といったキーワードでググってみましたが、出てくるのは
・自分が変われば周りも変わる
・相手とよく話し合おう
などの、現在の職場で働き続けることが前提の記事ばかりでした。
あとは、とりあえず転職サイトに登録してみようとかですね。
そこで私の実体験をもとに、人間関係のストレスから確実に逃げるための対処法を解説していきます。
仕事の人間関係:ストレスからは逃げるべき理由について
まずは本題に入る前に、人間関係に悩まされ、ストレスが溜まるような職場からは逃げるべき理由を解説します。
断言しますが、人間関係を改善する必要は全然ありません。
職場の人間関係を改善しようとしてもムダですし、自分が変わっても周りが変わるワケがないのです。
日本には、「出る杭は打たれる」ということわざがありますが、人間関係が悪いような職場では、自分が変わろうとすると思いっきり打たれます。
私にも経験がありますが、もっと仕事ができるようにと自分が変わろうとしたり、様々な行動を起こして職場の環境を良い方向に変えようとしたこともありました。
しかし、すべてが逆効果になり、上司からのパワハラや周囲からの嫌がらせは余計に激しくなっていき、最終的には体を壊して退職をすることになりました。
人間関係が悪いような職場にいる人たちは、本当に性格が歪んでいます。
そういう人たちは、他人が良い方向に変わろうとするのを嫌がりますし、出る杭を打つために悪質な嫌がらせを繰り返してくるのです。
自分が変わろうとしても、足を引っ張られるだけなので、むしろマイナスにしかなりません。
職場の人間関係が悪いのは、決してあなたの責任ではありませんし、人間関係を改善したり環境を整えることは会社側の責任であり仕事です。
何も悪くないあなたが、変わる必要などどこにもありません。
また、もう一つ有名なことわざとして、「石の上にも三年」という言葉があります。
就職をしたら、とりあえず3年は続けろとよく言われますよね。
私がいたブラック企業は、大学を卒業してから新卒で就職をした場所になりますが、とにかく色んな人から「とりあえず3年は続けろ」と聞かされました。
仕事の人間関係に悩まされ、とりあえず3年もストレスを溜め続けたら、人は簡単に壊れてしまいます。
このブラック企業には、うつ病を発症して退職をしていった人や、私のように体を壊して退職をしていった人が何人も存在していました。
仕事の人間関係に悩み、ストレスを感じているのであれば、取り返しのつかないことになる前に絶対に逃げるべきです。
下記からは、逃げるための様々な制度を紹介していきます。
仕事の人間関係:ストレスで体調を崩している場合の対処法について
仕事の人間関係に悩まされ、ストレスが溜まってくると心身には様々な不調が出てきてしまいます。
出勤をする前に吐き気が出てきたり、仕事のことを考えると夜は眠れなくなってしまったり、うつっぽくなってきたら非常に危険な状態です。
たかが人間関係のストレスで、と思われるかもしれませんが、決して侮ってはいけません。
心身に不調をきたしている場合には、まずはとにかく受診をするようにしてください。
そして受診をするときに、合わせて傷病手当金の診断書を医師に記載してもらうとよいです。
傷病手当金については、病気やケガなどが原因となり、仕事を連続して4日以上休む場合に使用することができる制度になります。
待期3日間の分は受け取れませんが、4日目以降からは、給与の3分の2に相当する額が支給されます。
傷病手当金は、雇用保険に加入をしているすべての人が利用できる制度になりますし、使用可能な回数にも制限はありません。
体調不良で休むというと、有給休暇を使用したり欠勤扱いで休むことを考える人が多いと思いますが、傷病手当金を利用すればOKです。
そして雇用保険には、週に20時間以上仕事をしている人であれば必ず全員が加入をしていますし、保険料が毎月の給料から天引きをされています。
傷病手当金は正社員だけではなく、パートやアルバイト、派遣社員などの非正規雇用であっても利用できる制度であり、労働者の当然の権利です。
全国健康保険協会のホームページから、傷病手当金の申請に必要な書類や診断書を印刷することができます↓
診断書を印刷して、病院に持参していくことにより、医師が記入をしてくれるはずです。
仕事の人間関係に悩まされている場合には、今の仕事を続けるか辞めるかは別としても、まずは傷病手当金を活用して休養をとることが第一の選択肢になります。
体調がしっかりと回復してから、仕事を続けるのか退職するのかを考えればOKです。
また、傷病手当金を利用して休んでいる間に、部署を変えてくれることなどを会社側が検討してくれるかもしれません。
仕事の人間関係:ストレスで退職をすることになった場合の対処法について
仕事の人間関係に悩まされている場合には、まずは傷病手当金を利用して休養をとることが最初の選択肢ですが、退職をすることを選ぶ人もいると思います。
また、傷病手当金は会社側にも記載してもらう必要のある書類があるために、職場に拒否をされてしまったり、心が休まらないという人もいるかもしれません。
次の仕事が決まっていない状態で退職をするのであれば、失業保険を利用するとよいです。
失業保険については、退職理由により会社都合と自己都合に分けられますが、失業保険が支給されるまでの条件が大きく変わってきます。
仕事の人間関係に悩まされ、ストレスが原因となって体調を崩していたと認められる場合には、特定理由離職者に該当をします。
特定理由離職者は、自己都合による退職であっても「正当な理由がある」場合には、会社都合と同等の扱いになる制度です。
特定理由離職者だと認められると、一週間の待期期間のあとに、すぐに失業保険が支給されることになります。
私がブラック企業を退職したときには、ハローワークに傷病手当金の診断書のコピーを提出したところ、特定理由離職者だと認められました。
失業保険は最低でも90日間は支給されるので、仕事の人間関係に悩まされているのであれば、先に退職をしてしまうことも一つの方法です。
ただし、ただ単に「人間関係が嫌だった」という理由で退職をしてしまうと、正当な理由だとは認められないので、必ず診断書を取得しておくようにしてください。
しかし、失業保険は働く意思があることと、働ける状態にある人しか受給をすることができません。
働くことが困難な状態であれば、先ほどの傷病手当金を退職後も引き続き利用した方がいいと思います。
雇用保険への加入期間が1年以上あれば、最長で1年半の間、退職後も傷病手当金を受け取ることが可能です。
仕事の人間関係:パワハラがストレスになっている場合の対処法について
仕事の人間関係に悩んでいる人の中には、上司からパワハラを受けていたり、周りから嫌がらせをされているという方もいると思います。
上記の失業保険についてですが、パワハラや嫌がらせにより退職をした場合には特定受給資格者となり、こちらも会社都合の扱いとなる制度です。
特定受給資格者の定義については
・再就職の準備をする時間的余裕がなく、離職せざるを得なかった者
となっています。
そして、この条件のなかには
・事業主または当該事業主に雇用される労働者(上司、同僚等)から、就業環境が著しく害されるような言動を受けたこと
という項目も含まれています。
パワハラや嫌がらせを受けているのであれば、日記形式で受けた言動をメモしておいたり、記録や証拠を残しておくとよいです。
こちらも合わせて、証拠をハローワークへと提出することにより、特定受給資格者であると認められるはずです。
傷病手当金や失業保険などについて、詳しくはこちらの記事でも解説をしているので、ぜひご参考ください↓
仕事の人間関係に悩むならIT業界がおすすめです
仕事の人間関係にストレスを感じてしまう人には、人と関わることが苦手だという方もいるのではないでしょうか。
現在はフリーランスとして在宅で仕事をしている私ですが、そういう方であれば、IT業界に転職することを強くおすすめします。
IT企業であれば、必要以上に人と話す必要はありませんし、社内での連絡はすべてメールかチャットで済ませるという会社も多いです。
IT関係の会社では、出社してから退社するまで、他人とは一言も話さないという職場も多いですし、在宅ワークやテレワークといった働き方も一般的になってきています。
そして何よりも、IT業界は確実に今後も伸びていく分野になりますし、給与もかなり高額です。
あなたが20代であれば、完全に無料で通うことができるプログラミングスクールが存在します。
こちらの記事では、無料のプログラミングスクールについて、詳しく解説をしているので、ぜひご参考ください↓
【職業訓練】IT関係のコースをおすすめしない理由【就職不可能】
フリーランスの私ですが、必要以上に他人と関わる必要はないので、人間関係に悩まされることはまったくありません。
IT業界はかなり快適ですよ。
仕事の人間関係に悩むなら退職代行サービスもおすすめです
仕事の人間関係に悩まされ
「どうしても職場の人や会社とは関わりたくない、今すぐにでも逃げたい」
という方であれば、退職代行サービスを利用することも一つの選択肢です。
私は自分で退職手続きをしましたが、ブラック企業とはかなり揉めてしまいましたし、精神的にもかなりきつかったです。
まずは、何が何でも退職することを優先させてから、失業保険や無料のプログラミングスクールなどを検討することもいいかもしれません。
退職代行サービスのなかでもおすすめなのは、退職代行コンシェルジュです。
この退職代行は、人気があるために、テレビで特集をされたこともあります。
退職後は、無料で転職支援をしてくれるのが特徴です。
LINE@での相談は無料になっているので、まずは相談をしてみるのもいいと思います。
以下にリンクを貼っておきます。
終わりに
最後にもう一度いいますが、仕事の人間関係に悩んでいるのであれば、関係性を改善しようとしてもムダです。
様々な制度を利用して休養をとったり、そんな職場からは逃げることを選択するべきです。
絶対に無理は禁物ですよ。
最後に一つ注意点がありますが、ハローワークにはブラック企業の求人しか存在しないということです。
失業保険を受け取るためには、定期的にハロワークに通ったり、就職活動をする必要があります。
せっかく人間関係のストレスから解放されても、最終的にブラック企業へ就職や転職をしてしまったら、元も子もありません。
そこで、合わせて転職エージェントを活用することをおすすめします。
また、登録だけでもしておくことにより、ブラック企業を辞めるモチベーションも上がるはずです。
こちらの記事では、おすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業を辞めたい人へ】1年で退職してみた件【問題ナシ】
ブラック企業がなくなることを、願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
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自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓
【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】
国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。
こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。
合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
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