【実例アリ】自己都合退職を会社都合に覆す方法【諦めるな!】
会社からの圧力により、勝手に自己都合退職とされてしまうことがありますが、会社都合退職の扱いに覆すことは可能です。
また、体調不良や家族の介護による退職では、たとえ自己都合であっても会社都合と同等の扱いになります。
はじめに
ブラック企業から勝手に自己都合退職にされました、作業療法士のコージです!
その後、会社都合に覆した経験がありますが、こんなツイートをしました↓
こんな相談が届きましたが、たとえ会社側から自己都合退職の扱いにされてしまったとしても、会社都合に覆すことは可能です。
通院の履歴が残っているはずなので、もう一度診断書を出してもらって、ハロワに提出すれば大丈夫ですよ👍
やはり、重要な書類は何でも、コピーをとっておくのがいいですね。 pic.twitter.com/nINDaeYE4T
— コージ@難病系作業療法士フリーランス (@koji_ot) April 3, 2020
こんな相談が届きましたが、たとえ会社側から自己都合退職の扱いにされてしまったとしても、会社都合に覆すことは可能です。
通院の履歴が残っているはずなので、もう一度診断書を出してもらって、ハロワに提出すれば大丈夫ですよ👍
やはり、重要な書類は何でも、コピーをとっておくのがいいですね。 pic.twitter.com/nINDaeYE4T
失業保険は、自己都合か会社都合かによって、大きく条件が変わってくるので、これでは困ってしまいますよね。
私の実例をもとに、解説をしていきます。
会社都合退職と特定受給資格者について
まず、基本的に会社都合退職の扱いになるのは、特定受給資格者です。
特定受給資格者の定義は
・再就職の準備をする時間的余裕がなく、離職せざるを得なかった者
となっています。
倒産やリストラだけではない
そして、この特定受給資格者についてですが、会社が倒産したりクビになった場合だけではありません。
上司からパワハラを受けていたり、同僚などから嫌がらせなどがあった場合でも、該当をします。
さらに、あまり知られていませんが、実際の雇用契約書と労働内容が大きく異なるケースや、残業時間も条件の中に含まれています。
雇用契約書のコピーをとっておいたり、残業時間を証明することができれば、自己都合退職を会社都合退職の扱いに覆すことは可能です。
失業保険の手続きは、ハローワークに行く必要がありますが、合わせて証拠や書類を提示することができれば、特定受給資格者だと認められることになります。
特定受給資格者について、詳しくはこちらの記事をご参考ください↓
残業時間と失業保険について、詳しくはこちらで解説をしています↓
【ブラック企業】残業が多いなら辞めてOK【失業保険はすぐです】
実例:離職票を勝手に正当な理由のない自己都合退職にされた
ブラック企業では、上司からのパワハラや周りからの嫌がらせを受けていたために、体を壊して退職をすることになりました。
会社側には、パワハラや体調不良が原因での退職だと何度も伝えたにもかかわらず、退職後に郵送されてきた離職票の退職理由は
・45(4D)ー正当な理由のない自己都合退職
とされてしまったことがあります。
このように、会社側は世間体を気にするため、会社都合だと絶対に認めないような企業が後を絶ちません。
そして、ここからは実際に私が使用した方法を、紹介していきます。
特定理由離職者で会社都合の扱いに覆した
基本的には、会社都合退職は特定受給資格者のことを言いますが、自己都合による退職であったとしても、会社都合と同等の扱いになることがあります。
これを、特定理由離職者といい、正当な理由があって退職せざるを得なかった者です。
たとえば、家族の介護をするためであったり、自身の体調不良による退職などが該当をします。
私が使った方法は、退職前は傷病手当金を使って休んでいたのですが、この診断書のコピーをとっておいて、退職後にハローワークへと提出をしました。
その結果、離職票は正当な理由のない自己都合退職でしたが、無事に特定理由離職者だと認められ、すぐに失業保険を受け取ることができました。
今回の相談者は、コピーをとっておくのを忘れてしまったとのことですが、通院の記録が残っているはずなので、再び診断書を出してもらえばOKだと思います。
そしてもう一度、ハローワークに行き、コピーを提出すれば会社都合退職の扱いに覆るはずです。
私がブラック企業を退職するまでの経過は、こちらの記事で紹介をしています↓
【ブラック企業からの退職】有利にするためにやったこと【全公開】
会社とハローワークの職員のウソには要注意です
先ほど触れましたが、会社側はとにかく会社都合で退職をさせることを嫌がりますし、あの手この手で自己都合退職をさせようとしてきます。
また、本当はできることでもできないと言ってきたり、脅してくるようなブラック企業も多いです。
人によっても違いがある
失業保険の手続きは、ハローワークに行く必要がありますが、人によっても違いがあります。
というか、そもそもハローワークの職員は、8割が非正規雇用の人間なので、知識もまったくのデタラメです。
私のもとにも、よく相談が届くのですが、この職員は会社都合で認めてくれなかったけど、違う人は認定してくれということが実際に結構あります。
認めてくれなかった場合には、後日改めてハローワークに行き、違う職員に対応してもらうと良いかもしれません。
最初に解説しましたが、ハローワークの職員には、会社都合退職は倒産やリストラのみが該当だと勘違いをしている人もかなり多いです。
自分自身の、言い方や伝え方によっても変わってくるので、絶対に諦めないでください。
やはり、自己都合で3か月間の給付制限がかせられるのと、すぐに失業保険が支給されるのとでは、大違いです。
会社やハローワークの職員の、ウソには決してだまされてはいけません。
毎月のように、高額な雇用保険料を支払ってきたワケですし、労働者の当然の権利です。
終わりに
この記事を参考に、ぜひ会社都合退職の扱いに覆してみてください。
最後に、一つ注意点がありますが、ハローワークにはブラック企業の求人しかありません。
失業保険と合わせて、転職エージェントを活用することを、強くおすすめします。
こちらの記事では、おすすめのエージェントについて紹介をしているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業を辞めたい人へ】1年で退職してみた件【問題ナシ】
今回の相談者には、この記事をもって相談への回答とさせて頂きます。
心のない人も多いために、個別の無料相談について、現在はブログや記事の紹介者のみとさせて頂いておりますので、ご了承ください。
その経緯については、詳しくはこれらの記事で説明をしています↓
【結論】他人に期待をしないで生きよう【無料相談をやった結果】
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。
自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓
【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】
国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。
こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。
合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
ハローワークの専門援助は、最低でした↓
【障害者雇用】ハローワークの専門援助はやめとけ!【最低です】