【仕事中】涙が出るなら無理せず休もう【超危険です】
ストレスを我慢して、無理をしながら仕事を続けていると、突然に涙が出たり止まらなくなったりしてもおかしくはありません。
もしもそうなってしまったら、非常に危険な状態なので、様々な制度を利用して休むべきです。
はじめに
ブラック企業で涙が止まらなくなりました、作業療法士のコージです!
このブラック企業では、そのまま無理をして働き続けたところ、完全に体を壊してしまいました。
医療職の私ですが、一応は精神分野が専門です。
私の実体験をもとに、無理をせずに休むべき理由と、その方法について解説をしていきます。
仕事中に涙が出るならすでに限界です
仕事中に突然涙が出てきたりするようであれば、自身にかかっているストレスはすでに限界を超えています。
たとえば、500mlのペットボトルに水を入れようと思ったら、水は500mlしか入れることはできません。
当たり前の話ですが、500mlを超えた時点で、水は少しずつあふれ出してしまいます。
500mlのペットボトルには、水は500mlしか入りませんし、容量が1Lであればこちらも当然1Lしか入れることはできません。
この話ですが、ストレスや感情についても、まったく同じことがいえます。
何もしていないのに、いきなり涙が出てきたりするのは、容量を超え始めて水があふれ出してきている状態と同じです。
すでに限界に達しているので、このまま無理をして仕事を続けると、うつ病を発症してしまったり、何らかの病気になってしまってもおかしくはありません。
仕事中に涙が出ても無理をした私の結果
私がブラック企業にいたときには、ワケも分からず仕事中に涙が出てくると、その後は様々な症状が出てくることになりました。
仕事のことを考えると夜も眠れなくなり、朝は何度もトイレで吐いてからなんとか出勤をしていましたが、通勤中に突然目の前が真っ暗になったこともあります。
仕事中に涙が出てくると、トイレに行くフリをして何度も顔を洗ってごまかしていましたが、そのときの体重は通常より7㎏も落ちている状態でした。
それでも無理をして仕事を続けていましたが、今度は全身を激しい痛みが襲ってくるようになり、最終的には線維筋痛症という病気を発症して退職をすることになります。
現在は退職をしてから約2年が経過していますが、完治はしていませんし、今でも体の痛みは残っています。
仕事中に涙が出てくるような場合には、取り返しのつかないことになる前に、絶対に休むべきです。
仕事中に涙が出てくるなら傷病手当金を利用するべきです
仕事を休むことを考えると、有給休暇を使ったり、欠勤扱いで休むことを考える方が多いと思います。
傷病手当金を利用して休もう
しかし、仕事中に涙が出てくるということは、完全に心身に症状が現れている状態なので、傷病手当金という制度を利用して休むべきです。
傷病手当金については、病気やケガなどが原因となり、仕事を連続して4日以上休む場合に使用することができる制度になります。待期3日間の分は受け取れませんが、4日目以降からは、給与の3分の2に相当する額が支給されます。
この待期についてですが、有給休暇や土日祝などの休日も含まれますし、給与の支払いがあったかどうかは関係ありません。
とにかく、3日間連続して仕事を休んだという事実があればOKです。
例えば、土日が休日であり、月曜日は体調不良で仕事を休んだとします。
この場合には、連続して3日間休んでいるので待期が成立し、火曜日から傷病手当金が支給されることになります。
全国健康保険協会のホームページから、傷病手当金の申請に必要な書類や診断書を印刷することができます↓
印刷して病院に持参していくことにより、医師が診断書に記入をしてくれるはずです。
仕事中に涙が出てくるようになったら、まずは絶対に受診をすることが大事です。
すでに症状が出ている状態なので、無理をするのは非常に危険ですし、とにかく休むようにしてください。
心身が不安定な状態では、正常な判断をすることはできませんし、休養をとって回復をするのを待つべきです。
また、傷病手当金は、最長で1年6カ月の間受け取ることができるので、金銭的な心配をする必要はありません。
退職をするなら特定理由離職者になる
回復をして正常な判断ができるようになると、退職を選択する人もいると思います。
その場合には、特定理由離職者に該当するため、すぐに失業保険を受け取ることが可能です。
私がブラック企業から退職したときには、傷病手当金の診断書のコピーをハローワークに提出したところ、無事に特定理由離職者だと認められました。
傷病手当金や特定理由離職者については、こちらの記事で詳しく解説をしています↓
その他の制度についても、かなり細かく解説をしているので、ぜひ一度読んでみてください。
ストレスのかからないIT業界に転職することもおすすめです
仕事中に涙が出てくるまで無理をしてしまう人は、ストレスをためやすい方だと思います。
ストレスがたまりにくい仕事としては、IT業界に転職をすることがおすすめです。
IT業界は今後も確実に伸びていく分野になりますし、給与もかなり高額です。
そしてIT企業では、在宅ワークやテレワークといった働き方が一般的になってきています。
現在の私は、フリーランスとして完全に在宅で仕事をしていますが、かなり快適ですよ。
あなたが20代であれば、無料で通うことができるプログラミングスクールが存在します。
こちらの記事では、無料のスクールについて詳しく解説をしているので、会社で怒られることが苦手な方はぜひご参考ください↓
【職業訓練】IT関係のコースをおすすめしない理由【就職不可能】
30代以降の方でも、おすすめのスクールについて紹介をしてあるので、興味のある人はぜひ一度読んでみてください。
終わりに
仕事中に涙があふれ出てくるような場合には、まずは傷病手当金を使って休養をとるべきです。
そして、その後退職をするのであれば、失業保険を利用する流れがいいと思います。
しかし、失業保険を受け取るためには、ハローワークへと行く必要がありますが、ブラック企業の求人しかありません。
そこで、合わせて転職エージェントを活用することをおすすめします。
また、登録だけでもしておくことにより、ブラック企業を辞めるモチベーションも上がるはずです。
こちらの記事では、おすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業を辞めたい人へ】1年で退職してみた件【問題ナシ】
ブラック企業がなくなることを、願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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