【ヒュミラ】副作用で翌日にダウンする件【吐き気もヤバい】

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生物学的製剤のヒュミラは、わりと新しい新薬になりますが、副作用も強いです。

様々な自己免疫疾患で用いられていますが、まだまだ情報が少ないために、このブログに経過を記します。

はじめに

6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!

昨日、2週間に1回行っている、ヒュミラの自己注射をしました↓

昨日はヒュミラを注射したので、副作用で寝込んでいます😫

今週に入ってから食欲がなさすぎて、まともに食事がとれていません。

副作用が強すぎですが、イムラン+メトトレキサート+ヒュミラで頑張るしかない✊

ヒュミラを使用すると、人によって違いはあるかと思いますが、私は翌日に副作用で寝込んでしまいます。

ヒュミラを使用している私の現状について

聴診器

まずは参考までに、ヒュミラを使用している私の現状と、治療経過について紹介をします。

潰瘍性大腸炎と強直性脊椎炎症の治療のため

潰瘍性大腸炎に、強直性脊椎炎を合併している私ですが、大腸の症状と関節炎を抑えるためにヒュミラを使用しています。

実は以前にも、ヒュミラを使用していた経験がありましたが、徐々に効果が乏しくなっていったことなどから、一時的に中止をしていました。

ヒュミラの中止について、詳しくはこちらの記事で解説をしています↓

【ヒュミラ】が【潰瘍性大腸炎】に効かなくなっていった私の例

ヒュミラと他の薬との併用について

現在は、免疫抑制薬のイムランと、抗リウマチ薬のメトトレキサートに併用して、生物学的製剤のヒュミラを使用しています。

ヒュミラが40mgの場合、併用することは可能ですが、80mgの場合には併用することができません。

添付文書にも、下記の通り記載されています↓

メトトレキサート等の抗リウマチ薬を併用する場合は,80mg隔週投与への増量は行わないこと.

引用:医薬品医療機器情報提供

他にも服用している薬はありますが、現在はイムラン+メトトレキサート+ヒュミラの三本柱で、なんとか症状を抑えている状況です。

ヒュミラの副作用について

ヒュミラは、生物学的製剤に分類をされますが、非常に副作用が出やすい薬です。

副作用の出現率は82%

先ほど引用した、添付文書には、副作用の出現率は82%であると明記されています。

日本人安全性評価対象1,323例中1,086例(82.1%)に副作用が認められ,その主なものは,鼻咽頭炎391例(29.6%),注射部位紅斑126例(9.5%),注射部位反応111例(8.4%),発疹98例(7.4%),上気道感染83例(6.3%)等であった.

引用:医薬品医療機器情報提供

重大な副作用については、添付文書をご参照ください。

副作用で翌日にダウンしてしまう

2週間に一度のヒュミラですが、私は水曜日の夜に自己注射にて行っています。

打った直後は、特に何ともありませんが、翌日の朝になると物凄い吐き気と頭痛、倦怠感に襲われます。

そのために、次の日の木曜日は、布団からほとんど出ることができません。

同じく、生物学的製剤のレミケードを使用したこともありますが、こちらは点滴で投与をしている最中から具合が悪くなってしまいました。

ヒュミラについては、なぜ翌日に副作用が出るのかは分かりませんが、とにかく一日中ダウンをしてしまいます。

夕方ごろから症状が落ち着き、ようやく夜になると食事がとれるといった感じです。

そして、翌々日の金曜日になると、潰瘍性大腸炎の症状や関節痛が落ち着き、体が軽くなっていきます。

しかし、効果が2週間の間ずっと続くわけではなく、1週間ほど経過すると再び症状が悪化していくことの繰り返しです。

ヒュミラの副作用は強いが寛解維持効果はない

CHECK

ヒュミラは副作用の強い薬ですが、実は潰瘍性大腸炎に対して、寛解を維持する効果は認められていません。

この事実についても、添付文書にしっかりと記載がされています↓

寛解維持効果は確認されていないため,漫然と投与しないこと.

引用:医薬品医療機器情報提供

ヒュミラについては、あくまでも寛解を導入することを目的に使われる薬です。

正直いうと、副作用が強いわりに寛解の維持効果がないとなると、私の心が折れそうになってしまいますが…

抗体ができるリスクもある

また、使い続けていると自己抗体ができてしまうため、効果が減弱するといったリスクもあります↓

本剤の投与により,本剤に対する抗体が産生されることがある.臨床試験における日本人での産生率は,関節リウマチ44.0%(メトトレキサート併用下では19.3%),化膿性汗腺炎13.3%,尋常性乾癬11.6%,膿疱性乾癬30.0%,強直性脊椎炎16.0%,若年性特発性関節炎20.0%(メトトレキサート併用下では15.0%),腸管型ベーチェット病5.0%,クローン病6.1%,潰瘍性大腸炎7.8%及び非感染性ぶどう膜炎12.5%であった.臨床試験において本剤に対する抗体の産生が確認された患者においては,本剤の血中濃度が低下する傾向がみられた.血中濃度が低下した患者では効果減弱のおそれがある.

引用:医薬品医療機器情報提供

とにかく、現在は生物学的製剤のヒュミラと免疫抑制薬のイムラン、抗リウマチ薬のメトトレキサートの三本柱でなんとか生活をしていますが、今後はどうなるか分かりません。

生物学的製剤については、最近になって登場した新薬であり、まだまだ情報が少ないのが現状です。

今後も、このブログを通して、治療経過の報告をしていきたいと考えています。

終わりに

私も一人の医療従事者なので、主治医の先生方と治療方針についてはよく話し合って決めていますが、自己免疫疾患の難しさを感じています。

余談ですが、6つの診療科で治療を行っている私ですが、取得しているのは潰瘍性大腸炎の指定難病受給者証のみです。

こちらの記事では、他の診療科や病気に受給者証を適用させる方法を解説しているので、ぜひご参考ください↓

【難病】受給者証を最大限活用しよう【他の病気もOK】

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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