私がいた精神科病院の院長がありえない話

2022年12月21日

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私がいたブラック病院Yの院長は不倫は当たり前、患者に手は出すわ、ありえない院長でした。

さらにこの病院には罰金制度があり、職員から巻き上げた金で高級車を乗り回し、仕事もせずに旅行に出かけるというありえなさです。

そんな病院が本当に実在します。

はじめに

ありえない精神科病院Yにいました、作業療法士のコージです!

この病院は罰金制度があるぐらいありえない病院です。

そんなありえない病院ですから、院長ももちろんありえない院長です。

罰金制度

罰金

Y病院はウソの求人情報で人を集めています。

求人では土日祝休み、賞与〇カ月分となっていますが全くのデタラメです。

賞与(ボーナス)どころか院長査定により罰金になる人までいるのです。

しかもこの査定の基準は一切公表されておりません。

ただの院長と院長婦人の個人的な好き嫌いです。

そうやって職員から巻き上げた金で高級車を何台も所有しています。

その高級車を洗車するのは職員の仕事です。

雨が降ろうが雪が降ろうが、何台もある高級車を毎日洗車しなければなりません。

洗車が終わると院長婦人は真っ赤なスポーツカーに乗り、毎日ショッピングへと出かけるのです。

借金制度

借金

院長査定により罰金になると、ただでさえ少ない給料がさらに少なくなります。

Y病院の職員の生活は困窮していました。

生活が苦しい職員に対し、Y病院は利子付きでお金を貸すのです。

一度借りてしまったらあとは雪だるま式に借金が増えていきます。

その結果Y病院を辞めることができなくなります。

もう逃げることはできません。

Y病院ではこうして奴隷をつくりだしていました。

院長と不倫

男女

院長は若い女性が大好きです。

院長婦人は院長より20歳以上年下です。

20歳以上年下であるだけではなく、何人目の院長婦人なのかわかりません。

院長はバツ5だとか6だとか、いやいや7だとか言われていました。

院長婦人について詳しくは→ブラック病院あるある~院長婦人編~

何度も結婚をしては離婚を繰り返しています。

それだけではなく、金で釣った愛人が何人も地元のいたるところに存在します。

さらには隠し子まで何人もいるのです。

有名すぎてもはや隠し子ではありませんが…

子供の人生を一体なんだと思っているのでしょうか。

院長とタバコ

タバコ

院長はヘビースモーカーです。

病院のどこでもタバコを吸います。

どこに誰がいようが関係ありません。

病院の事務室に院長がいる時は、事務室がタバコの煙でものすごいことになります。

その状態で次から次へと気に入らない職員を呼び出すのです。

タバコの煙を吐きながら、延々と職員を怒鳴り続けます。

私達作業療法士も例外ではありません。

派手好きな院長と院長婦人により、行事のたびにド派手な飾りつけが求められます。

少しでも飾りつけが気に入らないと何度も呼び出され怒鳴られます。

詳しくは→ブラック病院で行われていたありえない行事編

院長から呼び出され、怒鳴られ続けたあとはユニフォームがタバコの臭いですごいことになります。

院長と旅行

空港

院長と院長婦人は旅行が大好きです。

仕事をすべて職員に押し付けて何日も旅行に出かけていきます。

荷物を持ち、駅や空港へと送迎することも職員の仕事です。

旅行中は職員が何度も連絡しても、電話に出ることはほとんどありません。

電話に出たとしても「くだらないことで連絡してくるな!」と怒鳴りつけ、すぐに電話を切ってしまいます。

連絡をしなければ帰ってきたときに「なんで連絡してこなかったんだ!」と怒鳴り散らすのです。

正解なんてありません。

帰ってくると留守中のことについて気に入らない職員を何人も事務室へと呼び出します。

そしてタバコの煙を吹きかけながら延々と怒鳴り続けるのです。

院長と講演会

講演会

Y病院の院長は頻繁に講演会を開きます。

しかし、Y病院の評判は最悪なためさっぱり人が集まりません。

そのためY病院の職員達が駆り出されます。

職員の出欠がとられ、参加しない職員は院長査定に影響します。

しかもこの講演会は有料です。

お金を払って講演会に参加し、拍手をしたりして盛り上げなければなりません。

Y病院の職員達はサクラです。

仕事が終わってから駆け付けたり、貴重な休日が潰されます。

なんのためにもならない講演会にお金を支払い、休日が潰されるのです。

院長と年賀状

HAPPY NEW YEAR

Y病院の院長は職員からの年賀状をすべてチェックしています。

年賀状を送ってこなかった職員を事務員にすべてチェックさせるのです。

もちろん年賀状を送らなかった職員は院長査定に影響します。

そんな院長ですが、職員の誰に対しても年賀状は返しません。

誰一人にも年賀状を出さないのですが…自分に送ってこない職員に対しては激怒するのです。

年賀状を出さない職員は一発で院長に嫌われます。

その結果院長査定罰金です。

院長回診

カルテ記入

Y病院では月に二度院長回診というものがありました。

しかしこの院長回診、やるかどうかもわかりません。

院長の気分でしょっちゅう無くなります。

院長回診の時間になると突然「今日はやらない」などと言いだすのです。

やるかどうかもわからない院長回診ですが、すべての患者さんをデイルームに座らせ、職員が病棟の前で整列して待っていなければなりません。

完全に時間のムダです。

院長回診が無くなると患者さん達はホッと一安心していました。

院長は患者さんに対しても怒鳴り散らすからです。

院長回診が始まると職員達はぞろぞろと院長の後ろをついていかなければなりません。

「いつ退院できますか?」と尋ねた患者さんがいました。

そんな患者さんに対して院長は

「あぁ?退院できるワケねーだろうが! おめーは一生ここに閉じ込められてろ!」

と怒鳴り散らしたのです。

大名行列のようにぞろぞろと職員達を引き連れ、怒鳴り散らす院長に対して患者さん達は怯えていました。

院長回診があるたびに患者さん達は不穏になります。

終わりに

こんな病院が本当にあるのか?とよく聞かれるのですが…

本当に実在します。

私がいたブラック病院Yは精神科です。

精神科は特に閉鎖的な空間であるため、こうした問題が表に出てきにくいのです。

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ブラック病院が少しでもなくなることを願っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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