【統合失調症の患者を虐待する看護師】作業療法士の私の後悔

2020年1月31日

私には統合失調症のKさんという、忘れられない患者さんがいます。

作業療法士の私が新人の頃に、勤めていた精神科病院で看護師から虐待を受け続けていた方です。

それを知っていて、私にはどうすることもできませんでした。

ある日突然、心筋梗塞で亡くなりましたが、直前の笑顔が今でも焼き付いています。

はじめに

ブラックすぎる精神科Y病院にいました、作業療法士のコージです!

この病院の看護師たちは、日常的に患者さんを虐待していました。

Y病院だけではないはずですが、精神科は閉鎖的な空間であるため、こうした問題が表に出てきにくいです。

統合失調症のKさんが看護師から受けていた虐待

閉鎖病棟

統合失調症のKさんは、Y病院の閉鎖病棟に長年入院している、高齢の患者さんでした。

男性の方であり、妹が一人います。

心不全も抱えており

「ぜぇぜぇ」

と呼吸を乱しながら、何度もしゃがみ込みながら歩くのが特徴的です。

妄想が激しく

「妹が迎えに来ているはずだ!」

とよく病棟で叫んでいました。

何年も閉鎖病棟に入院しているKさんにとって、妹さんが心の支えだったのでしょう。

そんなKさんのことを、Y病院の看護師は日常的に虐待をしていました。

「ぜぇぜぇ」

と呼吸を乱してしゃがみ込んでいるKさんに対し

「じゃま!」

などと言って小突いたり、蹴り飛ばすといった場面を何度も目撃したことがあります。

なかでも最もひどかったのが、なんと閉鎖病棟の看護師長でした。

かなり化粧が濃い、厚化粧のオバサン師長です。

「妹が来ていないか?」

とたずねるKさんへ

「来てねーよ! さっさと死ね! うるさいわ!」

と毎日のように暴言を浴びせていました。

Kさんと師長は、しょっちゅうナースステーションの前で怒鳴りあっていました。

そんな対応をされたら、統合失調症じゃなくても、誰だって怒るのは当たり前ですよね。

妹を心の支えにしているKさんに対して、医療従事者として信じられない対応です。

作業療法士の私と統合失調症のKさん

車イス

活動中やレクリエーション中にも、妹が来ていないかと聞いてくることはよくありました。

そんなとき

「確認してきますね」

と一旦その場を離れ

「来ていなかったみたいですが、来たらすぐに教えますね」

と伝えると

「よろしくね」

ニッコリ笑うのです。

私の対応が本当に正しいのかどうか、それは分かりません。

ですが、死ねなどと暴言を浴びせるよりは正しいと思います。

こうした対応をすることにより、Kさんが穏やかになることを、閉鎖病棟の申し送りの際に何度も伝えました。

しかし、師長は決まって

「はぁ? あんなのほっとけばいいんだよ!」

と吐き捨てるように言うのです。

何度も伝えましたが、新卒一年目の私の話を聞いてくれる人は誰もいませんでした。

いや、私は一年目だということを言い訳にしていたのかもしれません。

そんなある日の午後、突然Kさんは心筋梗塞で亡くなりました。

その日の午前中は、開放病棟を担当している私が、閉鎖病棟の活動を担当したのでよく覚えています。

活動中も、いつものように妹についてたずねてきました。

上記のような対応をすると、満面の笑顔でニッコリと笑っていました。

妹さんが迎えに来てくれることを、本当に心待ちにしていたのでしょう。

Kさんが亡くなったのは、午前中の活動が終わり、私がスタッフルームに戻ってすぐのことでした。

最後の笑顔は、今でも私にしっかりと焼き付いています。

私がブログを始めた理由の一つ

PC

この後、私は作業療法課の課長に、作業療法士としてどうすることもできなかったのかとたずねました。

すると、課長は

「あぁ~Kさんね~ 死んでよかったんだよ」

「家族からも見放されてたしね!」

とKさんをバカにした様子で、ニヤニヤと笑いながら言ったのです。

人の命をなんだと思っているのか、その言葉を聞いた瞬間に怒りがわいてきました。

Kさんは好きで統合失調症になったわけではないでしょう

好きで閉鎖病棟に入院していたわけではないでしょう

と思わず私は、課長に対して声を荒げました。

しかし、課長は

「あぁ~はいはい、そのうち誰が死んでも慣れるって!」

「さっさと慣れてね~」

などと、めんどくさそうに言うのみです。

このとき、自分に無力感を感じたのと同時に、自分に対して激しい怒りがわいてきました。

一年半で退職することになりましたが、精神科は閉鎖的な空間であるため、Y病院に限らずにこうした問題が少なくありません。

情報発信をしたいとの思いから、このブログを立ち上げました。

Y病院での経験も、私がブログを始めた理由の一つです。

終わりに

今回はちょっと、自分語りが多くなってしまいました。

もしあなたが、私と同じようにブラック病院にいるのなら、今すぐに辞めるべきです。

そんな職場にいても成長することはできませんし、時間をムダにするだけです。

私はPTOT人材バンクという転職サイトを使用して、条件の良い職場に転職を成功させました。

ブラック病院がなくなること願っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

PTOT人材バンクについて詳しくはこちらの記事で解説しています↓

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