【会社の掃除】時間外ならやらなくていい件【それ残業です】
始業時間よりも早く会社に来させたり、就業時間が過ぎてから掃除をさせるような職場がありますが、時間外ならやる必要は一切ありません。
それはすべて残業に含まれますし、あまりにも残業が多い場合には会社都合で退職をすることができます。
はじめに
ブラック企業から退職しました、作業療法士のコージです!
時間外に掃除をさせるような会社は、残業が多い傾向にありますが、会社都合の扱いで退職をすることができますよ。
時間外に会社を掃除してもすべて残業です
私がいたブラック企業では、始業時間の30分前には必ず出勤して、職場の掃除をしていなければなりませんでした。
30分前というのは、あくまでも最低ラインであり、なかには1時間前に出勤をしているような人もいました。
ここでポイントになってくるのが、この清掃活動は社員の自発的なものなのか、会社側の指示によるものなのかということです。
自発的なものであれば、賃金の支払いは発生しませんが、会社の指示によるものであれば残業代を支払わなければなりません。
雇用契約書や労働条件通知書には、就業時間が記載されているはずですが、そこに書かれている時間以外はすべて残業に含まれます。
どうしても、その時間に会社の掃除をする必要があるのであれば、始業時間を変更する必要がありますし、残業代を支払わないのは違法です。
私がいたブラック企業のように
「掃除は仕事じゃない」
と言ってくる会社がありますが、そんなことはありません。
こうした会社の言い分としては、仕事に含まれないために、業務が始まる前や終わってから掃除をするべきだということです。
何を言っているのかちょっと理解できませんでしたが、清掃員を雇えばいいだけの話ですよね。
この企業もそうでしたが、実際には清掃員を雇い入れるだけの余裕がないだけですし、それを様々な屁理屈で正当化しようとしてきます。
時間外に掃除をさせるような会社は、余裕がないのが実態なので、そんな職場にいても将来性はありません。
早めに見切りをつけて、辞めたほうがいいと思います。
また、根性論が大好きな経営者がいる場合には、時間外に清掃活動をさせる傾向も強いです。
私がいたブラック企業は、とある医療法人なのですが、ここの院長は根性論が大好きでした。
「掃除をすれば心もキレイになる」
などと意味不明なことをいつも言っていましたが、そんなワケがありません。
普通に考えたら、時間外に掃除をしたからといって会社の売り上げが上がるわけがありませんし、残業のストレスで社員の心はすさんでいくだけです。
現在の日本では働き方改革が進められていますし、2020年からプログラミングが義務教育化されたり、時代はITの流れになっています。
根性論が大好きな職場は時代の流れに逆らっているので、やはり将来性はありませんし、辞めたほうがいいと思います。
社員に掃除をさせるような会社は残業も多い
社員に掃除を押し付けるような会社についてですが、時間を守ることはないので、残業も多いと思います。
「掃除は仕事じゃない」
と言い切るぐらいなので、あれもこれも仕事じゃないと言い出しますし、業務の時間外に様々な雑用を押し付けてきます。
そして最終的には
「給与を支払うだけの仕事ではない」
といった屁理屈で、残業代が支払われることもありません。
あまり知られていませんが、残業が多い場合には会社都合の扱いで退職をすることができます。
退職後に受け取れる失業保険については、退職理由により条件が大きく変わりますが、会社都合であればすぐに失業保険が支給されることになります。
根性論が大好きだったり、残業代が支払われない職場にいても将来性はないので、会社都合でサクッと退職をしてしまいましょう。
しかし、朝の掃除が終わってからでないとタイムカードを切れなかったり、終業後にはタイムカードを切ってから清掃活動をさせるような場所も多いです。
タイムカードはあまりあてにならないので、自分でも記録をつけておくとよいです↓
【タイムカード】あてにしないで自分で記録しよう【改ざんされる】
時間外の残業が多いなら会社都合で退職をしよう
会社都合退職の扱いになる、特定受給資格者についてですが
・倒産、解雇などの理由により再就職の準備をする時間的余裕がなく、離職することを余儀なくされた者
と定義されています。
時間的余裕がないということがポイントであり、条件には下記の条件も含まれています。
①退職する前の6カ月間の中で、45時間以上残業をした月が連続で3カ月以上あること
②退職する前の6カ月間の中で、100時間以上残業をした月が1度でもあること
③退職する前の6カ月間の中で、連続する2カ月以上の期間の、残業時間の平均が1カ月あたり80時間を超えていること
残業代の支払いについては関係ないので、とにかくこの3つの条件のうち、一つでも当てはまればOKです。
時間外に会社の掃除をさせられるような職場では、この条件に当てはまる方も多いと思います。
こちらの記事では、失業保険と残業について詳しく解説をしているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業】残業が多いなら辞めてOK【失業保険はすぐです】
終わりに
失業保険を受け取るためには、ハローワークへと行く必要がありますが、ブラック企業の求人しかありません。
そこで、合わせて転職エージェントを活用することをおすすめします。
また、登録だけでもしておくことにより、ブラック企業を辞めるモチベーションも上がるはずです。
こちらの記事では、おすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業を辞めたい人へ】1年で退職してみた件【問題ナシ】
また、あなたが20代であれば、退職後に無料のプログラミングスクールに通うこともいいかもしれません。
IT業界は今後も伸びていく分野になりますし、給与もかなり高額です。
こちらの記事では、無料のプログラミングスクールについて紹介しています↓
【職業訓練】IT関係のコースをおすすめしない理由【就職不可能】
ブラック企業がなくなることを、願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。
自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓
【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】
国の障害者雇用の水増し問題は記憶に新しいですが、公的機関であるハローワークの実態もかなりひどいものになっています。
こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。
合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
ハローワークの専門援助は、最低でした↓
【障害者雇用】ハローワークの専門援助はやめとけ!【最低です】