【医療現場】実際にあったありえないインシデント【理解不能】

2020年1月31日

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医療現場では特に、インシデントやアクシデントに細心の注意が必要ですが、意味不明すぎるインシデントがありました。

ブラック病院で実際に起こった、ありえないインシデントについて紹介します。

はじめに

ブラックすぎる精神科Y病院にいました、作業療法士のコージです!

危険なインシデントが起こりましたが、この病院の対応は意味不明すぎるものでした。

そしてこれがきっかけとなり、私はY病院を退職することを決めました。

インシデントとハインリッヒの法則について

危険

ご存知の方も多いと思いますが、まずは簡単にインシデントとアクシデントについて解説します。

インシデントとアクシデントの違いについてですが、事件が起こったが事故に至らなかった場合はインシデント、事故に至ってしまった場合がアクシデントです。

インシデントについては、ヒヤリハットと呼ばれたりもしますね。

重大なアクシデントの背景には、300件のインシデントが存在するといわれており、これをハインリッヒの法則といいます↓

1件の重大事故(重傷以上)があれば、その背後に29件の軽度の事故があり、300件のインシデントが潜んでいる。この経験則をハインリッヒの法則という。この法則に基づいて、予防可能な不安全行動や不安全状態をなくすことによって、重大事故のリスクを減少させることができる。

引用:Wikipedia

ブラックすぎるY病院では、しょっちゅうインシデントやアクシデントが起こっていました。

それもそのはず、何があっても改善をする気など、この病院はまったくなかったからです。

ブラック病院の医療現場で実際に起こったインシデント

驚く看護師

ブラックすぎるY病院は精神科ですが、患者さんとの活動中に事件が起こります。

作業療法で患者さんが作った作品を飾るために、複数の患者さんと一緒に、病棟で作業を行っていた時の事でした。

天井から作品を吊り下げるために、私がハシゴを上って点検口のフタをあけると

ドン!!!

と物凄い音がして、金属製のフタがそのまま落下しました。

幸いにも怪我をした人は一人もいませんでしたが、原因は金具の劣化だったようです。

天井の点検口のフタを開けると、金具に引っかかって止まる仕組みになっているのですが、金具が劣化していたために、そのまま地面に落下したようでした。

フタは金属製になっており、かなりの重量があります。

これが患者さんやスタッフの頭に直撃をしていたら、大けがどころか、命に関わってもおかしくありません。

アクシデントには繋がりませんでしたが、本当に危険な出来事でした。

意味不明すぎるインシデント報告書

書類

活動が終わると、当事者である私は、インシデント報告書を作成することになります。

・金具の劣化が原因だと考えられるために、早急に修理を依頼する

といった内容で、作業療法課の課長に提出をしました。

しかし、なんと驚いたことに

「開け方が悪かったんでしょ?」

と言われ、書き直しを命じられました。

金具の劣化が原因なので、誰が開けても結果は同じですし、意味不明すぎますよね。

完全に理解不能でしたが、とりあえず修正して提出しました。

しかし、課長は絶対にインシデント報告書を受け取ってはくれません。

一日中、何度も書き直して提出をすることを繰り返しましたが…

「そうじゃなくてさぁ! 左手の添え方とかそういうのを書けよ!!!」

などと、課長からは意味不明な答えが返ってくるだけです。

左手の添え方って何なのでしょうか、スラムダンクなのでしょうか。

「諦めたらそこで試合終了だよ」

と安西先生の声が聞こえてきそうですが、これ以上は課長と試合をしても無意味なので、私は完全に諦めました。

しかし、金具が劣化しているこのままの状態では、非常に危険です。

課長との試合は諦め、事務長のもとへと直接、修理を依頼しに行くことにしました。

事務長に説明をしに行きましたが

「課長から話は聞いているけど、お前の開け方が悪かったんだろ?」

と言われるだけであり、相手にもしてくれません。

そんなに言うのなら、実際に目で見て確認をしてくれと訴えましたが、それすらもしてくれませんでした。

この病院の院長はドケチのために、ムダなお金をかけると、院長から怒鳴り散らされてしまいます。

作業療法課の課長も、事務長も、めんどくさがって相手にもしてくれませんでしたが、危険すぎる病院ですね。

最終的には、私も頭にきたので、結局インシデント報告書は提出せず、この後すぐにY病院を退職することにしました。

この事件が起こる数日前には、病棟の排水管が破裂し、天井が落下して水浸しになったばかりです。

また、真冬に病院全体の暖房設備が故障してしまい、復旧まで丸一日かかったこともありました。

院長がドケチすぎるせいで、Y病院の設備は色んな物が壊れており、ボロボロの状態です。

2018年に、岐阜市にある「Y&M 藤掛第一病院」で、エアコンの故障が原因となり、患者さんを死亡させた事件がありましたが、どうしても他人事だとは思えませんでした。

参考:産経ニュース

私がいたブラックすぎるY病院のように、患者さんのことなど全く考えておらず、金儲けしか頭にない病院は少なくありません。

Y病院では、診療報酬の水増しといった、違法行為も行われていました。

特にY病院のような精神科病院は、閉鎖的な空間であるために、こうした問題が表に出てきにくいのです。

設備がボロボロになっても修理もせず、院長が金の亡者である病院は、少なからず実在しています。

終わりに

またしてもスラムダンクネタになりますが、ブラック病院とは絶対に試合をしてはいけません。

諦めたらそこで試合終了だと安西先生は言うかもしれませんが、諦めましょう。

もし、あなたがブラック病院に勤めているのなら、今すぐに辞めるべきです。

ブラック病院から退職をするには、あなたが看護師の場合にはこちらの記事をご参考ください↓

【看護師】一年目でも辞めるべき理由【体験談】

私と同じように作業療法士や、理学療法士の場合にはこちらの記事をご参考ください↓

【PTOT人材バンクの評判】現役OTが使ってみた結果【全部書く】

ブラック病院がなくなることを、願っています。

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