【障害者】アルバイトは無駄です【働き方を考えよう】
障害者の方は、アルバイトなどから正社員を目指すことを考える人も多いですが、かなり厳しいのが現実です。
特に障害者は、都合よく使われてしまいがちですし、アルバイトは時間の無駄です。
はじめに
6つの診療科に通う男、作業療法士のコージです!
先日に、このようなツイートをしました↓
私がいたブラック病院の清掃員に #障害者 の方がいました。
短時間のアルバイトでしたが、雇用保険にも入れなかったようです。
生活ができないと言って、短時間のバイトをいくつも掛け持ちしているようでしたが、搾取されているだけですね。
スキルを身に付けて、在宅で稼ぐ道もある✊
— コージ@難病系作業療法士フリーランス (@koji_ot) March 7, 2020
私がいたブラック病院の清掃員に #障害者 の方がいました。
短時間のアルバイトでしたが、雇用保険にも入れなかったようです。
生活ができないと言って、短時間のバイトをいくつも掛け持ちしているようでしたが、搾取されているだけですね。
スキルを身に付けて、在宅で稼ぐ道もある✊
作業療法士の私が、以前勤めていたブラックすぎる精神科病院では、アルバイトの障害者の方が都合よく使われ、搾取をされていました。
障害者とアルバイトについて実際の事例
障害者とアルバイトについて、上記のツイートで少し触れましたが、この清掃員の方を例にして紹介していきます。
仮にAさんとしておきますが、障害を抱えており、いつも片足を引きずっているのが特徴的な方でした。
中年の女性であり、とても優しい人だったことを覚えています。
雇用保険に加入できない
Aさんは、病院のすぐ近くに住んでいて、職員のお昼休みが終わる時間になると、歩いて出勤をしてきます。
月曜日から金曜日まで、毎日の勤務時間は2~3時間ほど、13時~16時まで清掃の仕事をしていました。
ここで問題になってくるのが、雇用保険に加入できないということです。
一日3時間、週に5日働くとすると、一週間の労働時間は15時間になります。
労働者が、雇用保険に入るためには、週に20時間以上の勤務時間が必要です。
雇用保険が使えないということは、退職後の失業保険を利用できないということです。
清掃員のAさんは、いつも仕事を辞めたがっていましたが、どうすることもできませんでした。
この病院の清掃だけではなく、複数の短時間のアルバイトを掛け持ちしながらなんとか生活をしていましたが、本当にひどすぎる話です。
他のバイト先でも、雇用保険の加入条件を満たさないために、低い時給で延々と都合よく使われていました。
また、障害者雇用では、短時間のトライアルコースというものがありますが、こちらも同じ問題を抱えています。
トライアル雇用についてはこちらの記事で詳しく解説をしています↓
正規雇用されない
もう一つ、Aさんがこの病院の清掃員を続けていた理由として、正社員を目指していたというものがあります。
ブラック病院の院長は、Aさんに対して
「お前が頑張れば正社員にしてやる!」
と言っていたようです。
しかし、長年勤めているAさんですが、いつまで経っても短時間のアルバイトのままでした。
いつ正規雇用にしてもらえるのか、病院に訴えると
「障害者のお前にわざわざ仕事をやっているんだ! 文句を言うな!」
と逆ギレをされる始末です。
仕事はとても丁寧な方でしたが、障害者のAさんの立場は相当に低く、散々なものでした。
あまり知られていないかもしれませんが、精神科の病院では、患者さんや職員の喫煙率が異常に高いことが特徴になります。
喫煙所が少しでも汚れていると、Aさんは看護師や事務などの職員から、舌打ちをされたり怒鳴り散らされていました。
というか、ただのイジメです。
障害者のAさんは、雇用保険にも入れず、正社員にもなれず、この扱いはひどすぎますね…。
障害者雇用といじめについては、こちらの記事でも解説をしています↓
障害者がアルバイトをするのは無駄です
障害者を雇用している、事業主には高額な助成金が支払われているはずですが、これが現実です。
障害者雇用については、様々な制度がありますが、圧倒的に事業主側が有利であり、障害者が搾取されやすいという大きな問題を抱えています。
時間を無駄にするだけ
障害者の方には、体の事情や通院などを考えて、短時間でのアルバイトを考える人も多いと思いますが、時間の無駄です。
アルバイトであっても、週に20時間を超えて働いている場合には雇用保険に入ることができますが、短時間の場合にはそうはいきません。
また、Aさんのケースのように、わざと雇用保険に加入させないような企業も多いです。
雇用保険は、雇用している側が労働者よりも、より多くの保険料を支払わなければならないとされています。
そのために、障害者への差別や偏見が原因となり、わざと雇用保険に入らせないような事業主が後を絶ちません。
しかし、このような企業は
「障害者に仕事を与えてやっている」
と本気で勘違いをしています。
こうした職場で、正社員を夢見て働き続けても、時間の無駄にしかなりません。
雇用保険に加入をしているのであれば、まだいいかもしれませんが、どちらにしろ正規雇用されることはなく、低い時給で搾取をされ続けるだけなので、アルバイトは無駄です。
アルバイトであっても、失業保険を利用することができますし、障害者手帳を所持している場合には、受給できる期間が300日になります。
条件を満たしていれば、一週間後にすぐに受け取ることができるので、アルバイトをしている障害者の方はすぐに辞めてしましましょう。
失業保険については、こちらの記事で詳しく解説をしています↓
障害者こそスキルを身につけるべき
特に障害者にとっては、アルバイトが無駄な理由を解説してきましたが、障害を抱えている方こそスキルを身につけるべきです。
在宅でも働ける
現在は働き方改革などの影響により、在宅ワークが注目されています。
なかでも、多くのIT企業では、テレワークやリモートワークなどの働き方を導入しています。
そこでおすすめするのが、プログラミングスキルを身につけることです。
実際に難病の私も、現在はこのブログの広告収入と、簡単な案件を受注したりしながら、フリーランスとして在宅でお金を稼ぎつつ生活をしています。
プログラミングやITなんて、自分には難しいと思われるかもしれませんが、障害があっても問題ありませんし、年齢も関係ありません。
私と同じ医療従事者の方で、まったくの未経験から、40代で大手企業のWeb担当として採用された人もいます。
この方については、こちらの記事で紹介をしています↓
ITの障害者雇用は需要が高い
また、車イスの障害者の方ですが、Web関係の仕事をしている人が実際にいます。
ナカムラマイトさんという方ですが、こんなツイートをされていました↓
とある面接で社長さんがこのように仰ってくださって普通に号泣してもうた。笑
散々自分の市場価値や存在価値に悩んできたけど、東京では僕の市場価値ドチャクソ高いらしい。特にベンチャーは障害者雇用足りてないんだって。「他にも東京の会社受けてみては?きっと市場価値わかるよ」と言ってくれた。— Ton (@tontonght) March 5, 2020
とある面接で社長さんがこのように仰ってくださって普通に号泣してもうた。笑
散々自分の市場価値や存在価値に悩んできたけど、東京では僕の市場価値ドチャクソ高いらしい。特にベンチャーは障害者雇用足りてないんだって。「他にも東京の会社受けてみては?きっと市場価値わかるよ」と言ってくれた。
このツイートの通りで、労働力だけではなく助成金も提供してくれる障害者は、IT業界ではかなりの人気があります。
現在の日本では、プログラマーやエンジニアなどのIT技術者が不足していますし、障害を抱えていてもスキルを身につけてしまえば、ほぼ無敵だと思います。
ナカムラマイトさんのブログについては、こちらです↓
マイトさんは、障害を抱えていながらも、とても前向きで熱い方なので、ぜひブログを読んでみてください。
終わりに
障害者のあなたが、アルバイトで搾取をされてしまうぐらいなら、ぜひスキルを身につけてみてください。
無料のプログラミングスクールについて、こちらの記事で詳しく解説をしているので、参考にして頂けると嬉しいです↓
【職業訓練】IT関係のコースをおすすめしない理由【就職不可能】
また、最近は障害者雇用を専門にしている転職エージェントも増えてきましたが、バーチャルオフィスでPCスキルを身につけられるような場所も増えてきました。
このようなエージェントを活用して、スキルを身につけることも一つです。
障害者雇用専門の転職エージェントについては、こちらの記事で紹介と解説をしています↓
【障害者雇用】ハローワークの専門援助はやめとけ!【最低です】
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。
自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓
【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】