【新卒】ブラック企業なら秒で辞めよう【失業保険は6カ月から】
新卒で就職をすると、「とりあえず3年」は続けろと言われたりしますが、ブラック企業なら秒で辞めるべきです。
場合によっては、仕事をしている期間が6カ月以上あれば、すぐに失業保険を受け取ることができます。
はじめに
新卒でブラック企業に就職してしまいました、作業療法士のコージです!
断言しますが、「とりあえず3年」もブラック企業にいる必要はありません。
3年もブラック企業にいても無意味ですし、ブラック企業のやり方しか身に付きませんよ。
新卒で「とりあえず3年」はウソです
大学や高校を卒業してから、新卒で就職をすると必ずといっていいほどに言われるのが、「とりあえず3年」は続けろという言葉です。
この言葉に込められている意味は、どれだけ辛くても絶対に3年は就職した会社で働けということですよね。
何を根拠に3年なのか知りませんが、私も大学を卒業するときには本当に様々な人達からこの言葉を聞かされました。
とにかく色んな人から
「とりあえず3年は続けないと仕事は面白くならない」
「3年以内に仕事を辞めたら履歴書に傷がつく」
などと言われましたが、完全にウソだと断言します。
新卒で就職をしたあなたが、少しでもブラック企業だと感じた場合には、おそらくそれは正しいはずです。
ソフトバンクの創業者であり、日本を代表する大富豪の孫正義氏ですが
どんなことでも10秒考えれば分かる。10秒考えても分からない問題は、それ以上考えても無駄だ。
と断言しています。
これをファーストチェス理論といいますが、チェスを競技する際に「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は86%が同じであると実証されています。
要するに、どれだけ時間をかけて考えたとしても、9割の人は最初の選択を変えることはないということです。
現在のあなたが、ブラック企業を辞めたいと考えているとしたら、ほぼ間違いなくいずれは退職をすることになります。
それが早いか遅いかの違いだけですし、3年もブラック企業にいる必要はありません。
また、現在の日本では「働き方改革」が推し進められていますが、自己都合で退職した場合の給付制限を3カ月から2カ月へと短縮する方針を示しています。
2020年から実施されるようですが、これによって更に転職はしやすくなるはずです。
そしてブラック企業では、会社都合の扱いで退職できる可能性が十分にあるので、仕事をしている期間が6カ月以上あれば、すぐに失業保険を受け取ることが可能です。
新卒でブラック企業にいても成長できません
ブラック企業が無くならないのは、ブラック企業で働く人がいるからです。
そして、ブラック企業でいつまでも働き続けているような人たちは、そこにしか居場所がないだけです。
新卒でブラック企業で働き続けても、ブラックなやり方しか身に付きませんし、成長することはできません。
ブラック企業では、新人を強制的に意味不明な研修に参加をさせたり、朝礼でスピーチをさせたりする場所があったりしますが、完全に時間のムダです。
新卒で就職をして社会人になり、一番重要な時期だと思いますが、成長するどころか逆に洗脳をされていってしまいます。
はっきりいって、ブラック企業で身に着けたスキルは、まともな企業で通用することはありません。
新卒でブラック企業にいても、時間がたてばたつほどに、まともな企業に転職することが難しくなっていくだけです。
ブラック企業でいつまでも働いているような人は、他人に文句を言うことだけは一人前ですが、自らが行動を起こすことは絶対にありません。
あなたの職場にも、そういう人がいませんか?
もしも、そういう人しか存在しないのなら、早めに見切りをつけて辞めた方がいいと思います。
今思い切って行動をしないと、自分までもがそういう人間になってしまいますよ。
新卒でも失業保険は半年から受け取れます
あなたが新卒だとしても、条件に当てはまっていれば、すぐに失業保険を受け取ることが可能です。
失業保険は、退職理由により自己都合退職と会社都合退職に分けられますが、支給されるまでの条件が大きく変わってきます。
・自己都合退職
雇用保険への加入期間が1年以上必要であり、失業保険が支給されるまでには3カ月間の給付制限がある
・会社都合退職
雇用保険への加入期間が6カ月以上必要であり、一週間の待期期間の後にすぐに失業保険が支給される
上記のような違いがありますが、ブラック企業の場合には、会社都合の扱いになるケースが少なくありません。
たとえば、あまり知られていませんが、会社都合の扱いになる特定受給資格者については、下記のような条件も含まれています↓
①退職する前の6カ月間の中で、45時間以上残業をした月が連続で3カ月以上あること
②退職する前の6カ月間の中で、100時間以上残業をした月が1度でもあること
③退職する前の6カ月間の中で、連続する2カ月以上の期間の、残業時間の平均が1カ月あたり80時間を超えていること
ブラック企業では残業が多い傾向にありますが、上記の条件に当てはまっている方も多いはずです。
残業時間と失業保険については、こちらの記事で詳しく解説をしています↓
【ブラック企業】残業が多いなら辞めてOK【失業保険はすぐです】
また、自己都合による退職であっても、正当な理由が存在する場合には特定理由離職者となり、会社都合と同等の扱いになります。
特定理由離職者については、私がブラック企業から退職をしたときに使用した方法になりますが、こちらも6カ月以上仕事をしていれば、すぐに失業保険を受給することが可能です。
正当な理由については、体調不良によるものも含まれているので、体調を崩している場合には無理をして出勤を続ける必要はありません。
こちらの記事では、失業保険や特定理由離職者についてなど、かなり詳しく解説をしているので、新卒でブラック企業に就職をしてしまった方は、ぜひご参考ください↓
しかし、会社都合に該当をしない場合であっても、1年以上仕事をしていれば失業保険を受け取ることができます。
そして先ほど解説をしましたが、2020年からは給付制限が3カ月から2カ月に短縮される見込みです。
新卒でブラック企業に就職をしてしまったら、「とりあえず3年」も続ける必要はないので、秒で辞めてもOKですよ。
新卒でブラック企業だったらIT業界に転職するのがおすすめです
新卒でブラック企業に就職をしてしまった人は、ほとんどの方が20代だと思いますが、すぐにやり直すことができます。
あなたが20代であれば、無料で通うことができるプログラミングスクールが存在します。
IT業界は今後も確実に伸びていく分野になりますし、給与もかなり高額です。
ブラック企業で消耗をしているぐらいなら、無料のスクールでスキルを身に着けて、すぐにやり直すことをおすすめします。
・将来性のないブラック企業で働き続ける
・確実に将来性のあるIT企業に転職をする
あなたはどちらを選びますか?
現在の日本では、IT関係の人材が不足しているために無料となっていますが、これがいつまで続くかは分かりません。
おそらく、プログラマーやエンジニアなどの人材が日本に増えてきたら、無料で通うことはできなくなるはずです。
20代のあなたには、完全に無料で通うことができる今が最大のチャンスですし、新卒でブラック企業に就職してしまったのであれば、これを活かさない手はありません。
こちらの記事では、無料のプログラミングスクールについて解説をしているので、ぜひご参考ください↓
【職業訓練】IT関係のコースをおすすめしない理由【就職不可能】
終わりに
新卒でブラック企業に就職をしてしまったとしても、条件に当てはまればすぐに失業保険を受け取れるので、すぐに辞めてしまってもOKです。
しかし、失業保険を受け取るためには、ハローワークへと行く必要がありますが、ブラック企業の求人しかありません。
そこで、合わせて転職エージェントを活用することをおすすめします。
また、登録だけでもしておくことにより、ブラック企業を辞めるモチベーションも上がるはずです。
こちらの記事では、おすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業を辞めたい人へ】1年で退職してみた件【問題ナシ】
ブラック企業がなくなることを、願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。
この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。
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【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】
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こちらの記事では、難病の私が実際に、ハローワークの専門援助を受けた経験を紹介しています。
合わせて、障害者雇用専門の転職エージェントについても解説をしているので、障害者手帳をお持ちの方は参考にして頂ければと思います。
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