【ブラック企業】残業が多いなら辞めてOK【失業保険はすぐです】
ブラック企業では、長時間の残業を強いられるために、転職活動もままならない方が多いですよね。
残業が多い場合には、すぐに失業保険を受給できるので、退職後にゆっくりと転職活動をすればOKです。
はじめに
ブラック企業から退職しました、作業療法士のコージです!
あまり知られていませんが、残業時間によっては会社都合退職の扱いとなります。
ブラック企業で残業をし続けても無意味ですし、消耗するだけですよ。
ブラック企業で残業が多いなら記録を残しておく
残業時間によって、退職後に受け取れる失業保険の条件が大きく変わってくるので、記録を残しておくとよいです。
毎日の出勤・退勤時間をメモしておいたり、パソコンの画面をスクショしておいたりするといいかもしれません。
また、ツイッターで教えてもらった情報ですが
こういう職場はタイムカードが偽造されている可能性が非常に高いですhttps://t.co/lOxy3jfPLa
このアプリを入れて、勤務時間の証拠としましょう
(裁判時の証拠として使用できます
GPSで記録するので、言い逃れは無理でしょう) https://t.co/wMCIFvexrR— 東郷五十六 (@WjQ1uyKI5t1EdgX) October 10, 2019
こういう職場はタイムカードが偽造されている可能性が非常に高いですhttps://t.co/lOxy3jfPLa
このアプリを入れて、勤務時間の証拠としましょう
(裁判時の証拠として使用できます
GPSで記録するので、言い逃れは無理でしょう)
ザンレコという、無料のアプリもあるようです。
このアプリは、GPSを使用して自動で残業時間の証拠を確保するといった仕組みになっています。
退職後に、弁護士に相談をするかどうかは別としても、無料ですし入れておくのもいいかもしれませんね。
とにかく、失業保険の条件が別物になってくるので、必ず証拠を残しておくようにしてください。
ブラック企業の残業時間と失業保険について
退職後の失業保険についてですが、退職理由により支給されるまでの条件が大きく変わってきます。
まずは、自己都合退職と会社都合退職の違いについて解説をしていきます。
自己都合退職による場合
失業保険が支給されるまでに、3カ月間の給付制限があります。
雇用保険に加入していた期間が、1年以上必要です。
会社都合退職による場合
一週間の待期期間の後に、すぐに失業保険が支給されます。
雇用保険に加入していた期間が、6カ月間必要です。
自己都合による退職であっても、残業時間によってはこちらの会社都合退職の扱いになります。
残業時間と特定受給資格者について
特定受給資格者とは、倒産、解雇などの理由により再就職の準備をする時間的余裕がなく、離職することを余儀なくされた者をいいます。
この、時間的余裕がないという部分がポイントであり、この中には残業も含まれます。
残業代の支払いについては、関係ありません。
たとえ残業代が支払われていたとしても、下記の条件に当てはまれば、特定受給資格者になります。
①退職する前の6カ月間の中で、45時間以上残業をした月が連続で3カ月以上あること
②退職する前の6カ月間の中で、100時間以上残業をした月が1度でもあること
③退職する前の6カ月間の中で、連続する2カ月以上の期間の、残業時間の平均が1カ月あたり80時間を超えていること
この3つの条件のうち、どれか一つでも当てはまっていれば、特定受給資格者となり、会社都合退職と同等の扱いになります。
つまり、一週間の待期期間の後にすぐに失業保険を受け取ることができる、ということです。
そして、特定受給資格者の場合には、会社都合退職と同じように、仕事をしていた期間が6カ月あればOKになります。
残業代の支払いが全額あるならまだしも、ブラック企業で残業を続けていても消耗するだけですよ。
失業保険は、最低でも90日間は支給されますし、ブラック企業を退職をしてからゆっくりと転職活動をすればOKです。
失業保険の手続きについては、ハローワークに行く必要がありますが、残業時間を証明することにより特定受給資格者だと認定されるはずです。
ブラック企業の残業と実際の雇用契約について
現在の日本では、「働き方改革」が進められていますが、ブラック企業にとっては逆効果になっています。
私がいたブラック企業では、表向きは残業ゼロにするために、定時の時間になると強制的にタイムカードを切らされていました。
もちろん、残業代など一円も支払われた経験はありません。
また、有給休暇を取得した職員を、実際には出勤させるといったことも行われていました。
この企業の求人情報には、残業ゼロ、有給休暇取得率100%などと書かれていますが、完全にウソです。
多くのブラック企業では、特に残業時間について、実際の雇用契約と条件が異なるケースが多く存在します。
先ほど解説した特定受給資格者についてですが
・労働契約の締結に際し、明示された労働条件が事実と著しく相違したこと
という条件も含まれています。
実際の雇用契約と残業時間の条件が大きく異なる場合にも、会社都合の扱いで退職をすることが可能です。
上記の残業時間についての条件を満たさない場合には、こちらの方法を検討してみてください。
まずはもう一度、雇用契約書に記載されてる内容について、確認をしてみるといいかもです。
どこまで認められるのかは、ハローワークの担当職員によるところもあるので、確実なことは言えませんが…
契約書に残業なしと記載されているにも関わらず、頻繁に残業を押し付けられている場合については該当するかもしれません。
終わりに
失業保険を受け取るためには、ハローワークへと行く必要がありますが、ブラック企業の求人しかありません。
そこで、合わせて転職エージェントを活用することをおすすめします。
また、登録だけでもしておくことにより、ブラック企業を辞めるモチベーションも上がるはずです。
こちらの記事では、おすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考ください↓
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また、あなたが10代や20代であれば、退職後に無料のプログラミングスクールに通うこともいいかもしれません。
IT業界は今後も伸びていく分野になりますし、給与もかなり高額です。
こちらの記事では、無料のプログラミングスクールについて紹介しています↓
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ブラック企業がなくなることを、願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。
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