【上司】理不尽なときの対処法【逃げ方を徹底解説】
理不尽な上司が存在すると、ストレスで精神を病んでしまったり、仕事に行きたくなくなる方も多いと思います。
理不尽な上司と戦っても無意味ですし、逃げることを選択するべきです。
はじめに
ブラック企業で理不尽な上司と戦いました、作業療法士のコージです!
理不尽な上司と戦うことを選んでしまいましたが、絶対にするべきではありませんでした。
私の実際の経験をもとに、理不尽な上司とは戦ってはいけない理由と、様々な制度を利用して逃げる方法を解説していきます。
理不尽な上司とは戦っても無意味です
私がいたブラック企業は、とある医療法人なのですが、大学を卒業してから1年目に就職をしてしまった場所です。
そして配属されていた部署の、課長がとんでもなく理不尽な上司でした。
このハゲ課長ですが、どれぐらい理不尽だったのかというと、この部署でただ一人私にだけデスクを与えられなかったくらいです。
就職をしたときに、この部署の人数に対してデスクとパソコンの数が足りなかったのですが
「女性がかわいそうだから譲れ!」
と意味不明すぎる理由で課長から命令をされ、同期の女性に強制的に譲らされることになります。
そのうち用意するとのことでしたが、その後いつまでたっても、私にだけデスクとパソコンが与えられることはありませんでした。
普通であれば、入社前に人数分のデスクを用意しておくのが当然ですし、あまりにも理不尽ですね。
そんな理不尽な上司と、戦うことを選んでしまいましたが、完全に目をつけられてしまい、パワハラは余計に激しくなっていきました。
この上司に周りものっかって、職場で様々な物を隠されたり、嫌がらせを受けるようになっていきます。
無理をして戦い続けた結果、体を壊して退職をすることになりましたが、会社が助けてくれることは一切ありませんでした。
もっと早く逃げていたらと、本当に後悔をしています。
理不尽な上司とは戦っても、無意味どころか、デメリットしかありません。
そして、そういう人間を上司へと配置している会社側にも問題がありますし、そんな職場にいても将来性はありません。
もしかしたら私のように、理不尽な上司よりも出世してやると意気込む人もいるかもしれませんが、そんな将来性のない職場で出世をしても無意味です。
組織に問題のある会社では、理不尽な上司より出世をしても、その上にはまたしても理不尽な人間が待っているだけです。
理不尽な上司からは、逃げることが得策ですし、下記からはその方法を解説していきます。
実際に受けた職場いじめについては、こちらの記事で詳しく解説をしています↓
理不尽な上司によって体調を崩している場合について
あまりにも理不尽な上司が会社にいると、出勤前に吐き気が出てきたり、仕事のことを考えると夜も眠れなくなってきてもおかしくありません。
そうした症状が出てきたら、無理をするのは絶対に禁物です。
私もブラック企業にいたときには、毎朝出勤をする前にトイレで何度も吐いていましたが、その後は様々な症状が出てくるようになりました。
あげくの果てには、車での通勤中に通い慣れているはずの道が分からなくなったり、目の前がいきなり真っ暗になって事故をおこしかけたこともあります。
理不尽な上司のストレスにより、体調不良が出ているときには、傷病手当金を利用して休むとよいです。
傷病手当金については、病気やケガなどが原因となり、仕事を連続して4日以上休む場合に使用することができる制度になります。
待期3日間の分は受け取れませんが、4日目以降からは、給与の3分の2に相当する額が支給されます。
もしかしたら、傷病手当金を利用しながら休養をとっている間に、会社側で部署を変えてくれることを検討してくれたり、理不尽な上司への対応を考えてくれるかもしれません。
しかし、職場での対応が何もなかったり、どうしても逃げたいのであれば会社都合の扱いで退職をすればOKです。
特定理由離職者について
体調不良により退職をしたと認められる場合には、特定理由離職者に該当します。
会社都合と同等の扱いになるために、一週間の待期期間の後すぐに失業保険が支給されます。
特定受給資格者について
会社都合の扱いになる特定受給資格者についてですが
・事業主または当該事業主に雇用される労働者(上司、同僚等)から、就業環境が著しく害されるような言動を受けたこと
という条件も含まれています。
つまり、理不尽な上司にパワハラを受けている場合には、会社都合で退職できるということです。
こちらも、一週間の待期期間の後すぐに失業保険が支給されます。
失業保険や傷病手当金について詳しくは、こちらの記事で解説をしています↓
かなり細かく解説をしているので、理不尽な上司に苦しんでいる方は、ぜひ一度読んでみてください。
理不尽な上司によって残業が多い場合について
理不尽な上司がいると、無理に仕事を押し付けられたり、長時間の残業をしている人も多いと思います。
私がいたブラック企業では、理不尽な上司からは強制的に、定時の時間になると毎日タイムカードを切らされていました。
またこの理不尽な上司からは、休日であるにもかかわらず、様々な理由をこじつけられて何度も呼び出されては、無給での休日出勤もさせられていました。
あまり知られていない事実ですが、先ほどの特定受給資格者の条件のなかには、残業時間も含まれています。
①退職する前の6カ月間の中で、45時間以上残業をした月が連続で3カ月以上あること
②退職する前の6カ月間の中で、100時間以上残業をした月が1度でもあること
③退職する前の6カ月間の中で、連続する2カ月以上の期間の、残業時間の平均が1カ月あたり80時間を超えていること
残業代の支払いについては関係なく、この3つの条件のうちどれか一つでも当てはまれば、すぐに失業保険を受け取ることができます。
理不尽な上司に残業を押し付けられている人には、この条件に該当する方もかなり多いはずです。
日本では「過労死」という言葉が問題になっていますが、仕事の代わりはいても、あなたの代わりは絶対にいません。
理不尽な上司からは、様々な制度を利用して絶対に逃げるべきです。
こちらの記事では、残業時間と特定受給資格者について詳しく解説をしているので、ぜひご参考ください↓
【ブラック企業】残業が多いなら辞めてOK【失業保険はすぐです】
理不尽な上司がいないIT業界に転職することもアリです
理不尽な上司に苦しんでいるのであれば、IT業界に転職することもアリです。
IT企業では、効率を重要視する傾向にありますし、論理的な人が多いので、理不尽な上司は少ないです。
現在の私は、フリーランスとして完全に在宅で仕事をしていますが、かなり快適ですよ。
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こちらの記事では、無料のスクールについて詳しく解説をしているので、根性論が苦手な方はぜひご参考ください↓
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30代以降の方でも、おすすめのスクールについて紹介をしてあるので、興味のある人はぜひ一度読んでみてください。
終わりに
理不尽な上司のストレスで苦しんでいるのであれば、まずは傷病手当金の利用を検討してみてください。
その後、退職することを選ぶのであれば、会社都合で失業保険を受給する流れがいいと思います。
しかし、失業保険を受け取るためには、ハローワークへと行く必要がありますが、ブラック企業の求人しかありません。
そこで、合わせて転職エージェントを活用することをおすすめします。
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こちらの記事では、おすすめの転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考ください↓
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最後まで読んで頂きありがとうございました!
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