【介護福祉士】職業訓練には期待するな!【倍率は異常です】

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あまり、金銭的に余裕がないという方は、無料で通える職業訓練から介護福祉士の取得を考える人もいますよね。

ただし、倍率は異常なほどに高いのが現実ですし、あまり期待はしない方がいいかもしれません。

はじめに

職業訓練に通っていました、作業療法士のコージです!

この経験から、訓練の実態を色々と知りました。

介護福祉士の資格は、働きながら取得を考えることも、大事です。

介護福祉士の職業訓練は倍率が高すぎる

まずは、職業訓練の2種類について解説をしていきます。

介護福祉士は、国が運営をしている公共職業訓練になりますが、倍率は異常です。

介護福祉士のコースは公共職業訓練

職業訓練は、国が運営をしている公共職業訓練と、民間企業に委託されている求職者支援訓練の2種類に分けられます。

失業保険の延長給付の有無

・公共職業訓練

訓練が終わるまで、失業保険の延長給付を受けることができる。

全体的に、数が少ない、倍率が異常に高い。

・求職者支援訓練

失業保険の、延長給付を受けることはできない。

職業訓練の、ほとんどの数を占めている、倍率はコースの人気による。

具体的には、このような違いがあります。

主な違いは、失業保険の延長給付の有無ですが、月に10万円の職業訓練受講給付金という制度もあります。

しかし、この給付金には厳しい条件があり、誰でも受け取れるモノではありません。

話は戻りますが、介護福祉士を取得できるのは、国が運営をしている専門学校です。

職業訓練も、普通の専門学校と同じように、2年間をかけて勉強をしていきます。

選考試験は年に1度しかない

そして、職業訓練は誰でも受けられるわけではなく、下記のような条件があります。

職業訓練の条件に該当する者

・高等学校卒業以上の学歴の方

・ハローワークで求職活動をして、ハローワークから受講指示・受講推薦を受けられる方

・国家資格等を取得して正社員就職を希望している方

・国家資格等を取得する意思がある方

・訓練開始日前の1年以内に、「公共職業訓練」又は求職者支援制度の、「求職者支援訓練実践コース」を受講していない方

・ハローワークでジョブカードを活用したキャリアコンサルティングを受け、訓練の受講が必要と認められた方

・有期労働契約などによる非正規雇用労働者など、就業経験において不安定就労の期間が長いことや安定就労の経験が少ないことにより能力開発機会が乏しかった方や、出産・育児等により長期間離職していた女性等

・概ね45歳未満の方

参考:カイゴジョブアカデミー

このような条件があるうえに、介護福祉士を取得できる職業訓練は、異常な倍率です。

当然ですが、無料で通えるどころか給付金も受け取りつつ、国家資格を取得できるために、相当な人気があります。

先ほど、国が運営をしている公共職業訓練は、全体的に数が少ないことを説明しました。

これらに加えて、2年間で取得を目指していく介護福祉士のコースは、選考試験が年に1度だけです。

収入が途絶えるリスクが高い

失業保険の受給中だったり、タイミングよく合格できればいいですが、現実的にはかなり難しいと思います。

どうしても、職業訓練にこだわるのであれば、次に選考試験を受けられるのは1年後です。

職業訓練は、働いている人が受講できるものではないので、この間に収入が途絶えてしまいます。

もしも、選考試験に不合格だったとしたら、当分の生活はどのようにしていきますか?

確かに、職業訓練のメリットは魅力的ですが、デメリットやリスクも考えておくべきです。

介護福祉士を働きながら無料で取得する道もあります

分かれ道

介護福祉士は、専門学校から取得するのが王道ですが、職業訓練を考える人は金銭的な余裕がない方だと思います。

もう一つの道として、働きながら無料で取得を目指していく、といった方法もアリです。

国家試験の受験資格

介護福祉士は、学校に通うルートだけではなく、下記の条件に当てはまれば、国家試験の受験資格が与えられます。

・実務経験が、3年以上の者

・介護福祉士実務者研修の、有資格者

つまり、働きながら資格の取得を目指していくことも、可能だということです。

この方法なら、収入が途絶えることはないので、金銭的な心配をする必要はありません。

まずは初任者研修を取得しよう

無資格者であれば、まずは介護職員初任者研修を取得することを、検討するとよいです。

この資格は、介護の入門として位置付けられており、最低限この初任者研修がなければ、体に直接触れるような行為をしてはいけません。

初任者研修は、かいご畑のキャリアップ制度を利用することにより、実は無料で取得をすることができます。

さらに、その先の上位資格である実務者研修や、国家資格である介護福祉士までもが、完全に無料です。

すでに、初任者研修・実務者研修をお持ちの方であってもOKです。

キャリアップ制度なら、国家資格を取得するまで、徹底したサポートを受けることができますよ。

職業訓練と同時にかいご畑に登録しておこう

最初に、職業訓練のデメリットについて解説をしましたが、それを解消する方法があります。

年に1度の、選考試験で不合格だったときのために、かいご畑に合わせて登録をしておくことです。

無資格から働ける求人が多い

かいご畑には、無資格から働けるような求人が、数多く掲載されています。

たとえ、あなたが無資格・未経験であったとしても、まったく問題ナシです。

仕事を始める前に、入職時の研修がしっかりと行われています。

しかも、就職をしたらそれで終わりではありません。

キャリアップ制度があるために、継続的にサポートを受けることができますし、実務での不安や悩みについても解消をしてくれます。

登録をしておけば、職業訓練の選考試験に落ちてしまったとしても、すぐに1からやり直すことが可能です。

あなたが、初任者研修・実務者研修の有資格者であれば、まだいいかもしれません。

しかし、無資格者が介護福祉士の職業訓練だけに、自分の人生をかけるのはリスクが大きすぎます。

様々な働き方を選べる

かいご畑なら、週に2~3日の勤務だったり、短時間など様々な働き方から選ぶことができます。

そして、原則的に職業訓練は働いている者が受講することはできませんが、実は雇用保険に入らなければOKです。

雇用保険は、週に20時間を超えて働く人は全員が加入をしなければなりません。

しかし、20時間に満たないアルバイトなどであれば、加入をする必要はないのです。

つまり、この働き方であれば、介護福祉士の職業訓練を受講する資格が与えられます。

職業訓練の、選考試験を受けるにしても、登録だけでもしておいて損はありません。

登録をすることにより、様々な勤務形態の非公開求人について、閲覧することが可能になります。

働きながら、職業訓練に通う方法については、こちらの記事で詳しく解説をしています↓

【職業訓練】働きながら通える?【条件あり】

終わりに

無料で介護福祉士を取得できる、公共職業訓練は合格できればメリットが大きいですが、リスクも非常に高いです。

国家試験を攻略する方法は、一つだけではありません。

自身の生活のためにも、複数の選択肢を用意しておくことが、とても大事です。

また、登録をしたからといって、絶対に就職しなければならないワケでもありません。

何よりも、自分のためにぜひ登録だけでもしておきましょう。

もしも、職業訓練に通うことが決まったとしても、介護福祉士を取得後に求人を探すだけでも役に立ちますよ。

かいご畑については、こちらの記事で職業訓練と徹底的に比較をしています↓

【介護職員初任者研修】ハローワークはやめとけ!【最悪です】

この記事は、初任者研修からの視点になりますが、ぜひ一度はお読みください。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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