【看護師】会社都合で有利に退職しよう【徹底解説】

2020年6月14日

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看護師の仕事は激務ですが、場合によっては会社都合の扱いで退職をすることができます。

すぐに失業保険が受け取れるので、ブラックな職場からは有利に辞めてしまいましょう。

はじめに

ブラックすぎるY病院から退職しました、作業療法士のコージです!

私がこのブラック病院から退職した方法ですが、看護師にも応用することができます。

ブラックな職場に勤めている看護師は、転職活動をする時間がないと思いますが、失業保険を利用すればOKです。

看護師は失業保険が会社都合の扱いになりやすい

失業保険

退職後に受給できる失業保険についてですが、退職理由により自己都合退職と会社都合退職に分けられます。

まずは、この違いについて解説をしていきます。

自己都合退職による場合

失業保険が支給されるまでに、3カ月間の給付制限があります。

雇用保険に加入していた期間が、1年以上必要です。

会社都合退職による場合

一週間の待期期間の後に、すぐに失業保険が支給されます。

雇用保険に加入していた期間が、6カ月間必要です。

つまり、会社都合による場合は、仕事をしていた期間が半年以上あればすぐに失業保険を受給できるということになります。

自己都合と会社都合によるものでは、このように大きな違いがありますが、激務の看護師の場合には会社都合退職の扱いになりやすいです。

その根拠と理由を、下記に詳しく解説していきます。

看護師の雇用契約と特定受給資格者について

雇用契約書

現在の日本では高齢化社会であり、医療従事者が不足していることが問題になっています。

そのため、看護師の需要は非常に高く、病院や施設では看護師の奪い合いが行われています。

あってはならないことですが、私がいたブラック病院のように、ウソの求人情報で人を集めるような場所も少なくありません。

私がいたブラックすぎるY病院では、賞与〇カ月分、残業ゼロ、基本的には土日祝休み、などといったウソの求人情報で人を集めていました。

先ほど説明した失業保険についてですが、特定受給資格者だと認められると、会社都合退職の扱いになります。

特定受給資格者の定義ですが

・再就職の準備をする時間的余裕がなく、離職せざるを得なかった者

となっていますが、下記のような場合も含まれます↓

・労働契約の締結に際し、明示された労働条件が事実と著しく相違したこと

雇用契約書と実際の労働条件が異なる場合には、特定受給資格者に該当し、すぐに失業保険を受け取ることができます。

そこでもう一度、雇用契約書の内容について確認をしてみることをおすすめします。

Y病院のように、ウソの求人情報にだまされ、ブラック病院へと就職をしてしまった看護師は少なくないはずです。

看護師の残業時間と特定受給資格者について

TIME

上記に解説した特定受給資格者についてですが、残業時間が多い場合も含まれます。

残業代の支払いについては関係なく、下記の条件に当てはまる場合には、会社都合退職の扱いになります。

①退職する前の6カ月間の中で、45時間以上残業をした月が連続で3カ月以上あること

②退職する前の6カ月間の中で、100時間以上残業をした月が1度でもあること

③退職する前の6カ月間の中で、連続する2カ月以上の期間の、残業時間の平均が1カ月あたり80時間を超えていること

この3つの条件のうち、どれか一つでも当てはまっていれば、特定受給資格者となりすぐに失業保険が支給されます。

上記の条件についてですが、激務の看護師は、該当する人もかなり多いですよね。

私がいたブラックすぎるY病院のように、定時の時間になると強制的にタイムカードを切らされ、残業代が支払われないという職場では、必ず証拠を残しておくようにしてください。

日々の出勤・退勤時間をメモしておいたり、PCの画面をスクショして残しておくとよいかもしれません。

こういう職場はタイムカードが偽造されている可能性が非常に高いですhttps://t.co/lOxy3jfPLa
このアプリを入れて、勤務時間の証拠としましょう
(裁判時の証拠として使用できます
GPSで記録するので、言い逃れは無理でしょう) https://t.co/wMCIFvexrR

また、私のツイッターのフォロワーさんからの情報ですが、ザンレコという無料のアプリもあるようです。

看護師の体調不良による退職と特定理由離職者について

診察

看護師は仕事内容がハードであり、夜勤も多い職業です。

そのために、体を壊してしまう方も少なくありません。

たとえ自己都合による退職であっても、正当な理由がある場合には、特定理由離職者となり会社都合退職の扱いになります。

心身に不調をきたしている場合には、すぐに受診をして、必ず診断書を取得するようにしてください。

そして絶対に、診断書のコピーをとっておくようにしてください。

特定理由離職者については、私がブラック病院を辞めたときに使用した方法になりますが、このようなことがありました。

Y病院を退職するときに、体を壊してしまったことは何度も伝えていましたが、送られてきた離職票には

・正当な理由のない自己都合退職

と記載をされていました。

しかし、診断書のコピーをとっておいたために、その後はハローワークで無事に特定理由離職者であると認められることになります。

とにかく、心身に不調をきたしている看護師のあなたは、受診をして診断書のコピーをとっておくようにしてください。

診断書のコピーをハローワークに提出することで、特定理由離職者だと認められ、すぐに失業保険が支給されるはずです。

ブラックな職場に勤めており、体調を崩している方は、体を壊してしまってからでは遅いですよ。

取り返しのつかないことになる前に、失業保険を利用して退職をするべきです。

終わりに

ブラック病院などに勤めている看護師も多いと思いますが、無理をする必要はありません。

そんな職場で無理をして働き続けても、都合よく使われるだけであり、搾取をされてしまうだけです。

失業保険は最低でも90日間は支給されるため、退職後にゆっくりと転職活動をすればOKですよ。

しかし、最後に一つだけ注意点があります。

失業保険を受給するためには、定期的にハローワークへと通う必要がありますが、ハローワークには無料で求人広告を掲載することができるため、ブラック企業の求人しかありません。

そこで、ブラック企業に転職しないためには、同時に転職サイトを活用するとよいです。

看護師の転職サイトは複数ありますが、なかでもMCナースネットをおすすめします。

このサイトの特徴として、1日だけの単発の求人など、幅広い求人情報が掲載されているということです。

そのため、単発の仕事を繰り返しながら、時間をかけて自分に合った職場を探すという方法も可能になります。

登録・利用すべて無料ですし、登録をすることで非公開求人を見ることができます。

非公開求人には、条件の良い求人が数多く掲載されているため、試しに登録だけしてみるのもおすすめです。

以下に、MCナースネットへのリンクをはっておきます。

MCナースネット↓

また、東京にお住まいの方であれば、セレジョブ看護という転職サイトがかなりおすすめです。

こちらは、東京の20代の看護師の転職を専門にしていますが、転職をするとなんと10万円のお祝い金が貰えるのが特徴になります。

こちらも登録・利用すべて無料なので、以下にリンクをはっておきます。

セレジョブ看護↓

ブラック病院がなくなることを、願っています。

セレジョブ看護については、こちらの記事で詳しく紹介をしているので、ぜひご参考ください↓

【東京】看護師がベストな転職をする方法【最強すぎた】

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