【悲報】職業訓練でパソコンを学んでもムダな件【事実です】

2020年1月31日

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職業訓練には、パソコン関係のコースが多いですが、行くだけ時間のムダです。

まともに就職することは不可能ですし、他にも無料のスクールがあるので、そちらの方がおすすめですよ。

はじめに

職業訓練のWebデザイン科に通っていました、作業療法士のコージです!

職業訓練から、質が低いパソコンのスキルを身に着けても無意味です。

まともに就職をすることができない実態と、解決策について解説をしていきます。

職業訓練とパソコンのコースについて

授業

職業訓練についてですが、基本的には3つの種類があります。

・公共職業訓練

・求職者支援訓練(基礎コース)

・求職者支援訓練(実践コース)

国が運営をしている公共職業訓練に対して、求職者支援訓練は民間企業に委託されているということがポイントです。

そして、パソコンを学習するのは主に、求職者支援訓練の基礎コースと実践コースになっています。

基礎コースでは、パソコンの電源の入れ方から始まり、キーボードやマウスの使い方など、本当に基本的な使い方を勉強していきます。

授業が進むにつれて、ワードやエクセル、パワーポイントなどの簡単な使い方についても触れていきますが、わざわざ職業訓練に通うまでもありません。

ほとんどの人は、小学校や中学校の義務教育で、すでに学んでいる内容です。

普通にパソコンを使ったことがあれば、できない人はまずいないと思います。

実践コースには、プログラミングを勉強したり、ホームページ制作などを学ぶといったITの分野や、経理や事務などの分野があります。

しかし、実践コースなどとは名ばかりで、実際の仕事では役に立たないレベルです。

私が通っていたのは、実践コースのWebデザイン科になりますが、この訓練からまともに就職をすることができた生徒は、一人もいませんでした。

授業の内容についても、少し紹介をしたいと思います。

講師は生徒たちに自習をさせ、教室の目の前でパソコンをいじって自分の仕事をしているだけでしたが、たまに講義をやる場合もありました。

そんな、たまにある講義についてですが、まったく役に立たないような内容です。

パソコンのセキュリティに関する講義では、YouTubeを使用してどうでもいいような動画を見たり、怪しいメールが届いたらURLをクリックしないようにしよう、といった当たり前すぎるものでした。

実践コースでも、この程度のレベルになるので、求職者支援訓練からまともに就職をすることはほとんど不可能です。

その証拠に、それぞれのコースの就職率について、2017年に厚生労働省がデータを公開しています↓

公共職業訓練75%
求職者支援訓練(基礎コース)55%
求職者支援訓練(実践コース)60.1%

公共職業訓練の就職率が75%なのに対して、基礎コースと実践コースは15%から20%もの差があります。

そしてこの就職率ですが、パートやアルバイト、訓練とはまったく関係のない分野に就職した場合も含まれており、水増しされた数値です。

水増ししてこの就職率なので、職業訓練でパソコンの勉強をしても、ムダだということが分かると思います。

職業訓練でパソコンを勉強しても無意味な理由について

PC

職業訓練のなかでも、求職者支援訓練の質が低いのには、主に2つの理由があります。

・訓練校は、質が低い授業をやったとしても、適当に訓練日報さえ書けば助成金を受け取ることができる

・訓練が終わってから、生徒を3カ月以内に就職させることにより、訓練校には報奨金が支払われる

この報奨金については、就職率で説明した通り、パートやアルバイト、訓練とはまったく関係のない分野に就職をさせた場合でもOKです。

とにかく、どこでもいいから3カ月以内に就職をさせればいいため、生徒を無理やりブラック企業へと就職させるような訓練校も少なくありません。

職業訓練をやっているような企業は、助成金を目当てに、どうでもいいようなパソコンの授業をやっているのが実態です。

訓練校は、とにかく金さえ受け取れれば、生徒がどうなろうが知ったことではないと考えています。

私が通っていたWebデザイン科のように、授業もやらずに生徒にひたすら自習をさせるだけの、悪質な訓練校も多いです。

なかでも、求職者支援訓練の基礎コースについては、ほとんどがパソコンのコースとなっていますが、本当にひどい状況です。

基礎コースの就職率は55%でしたが、訓練に通っても半分の人が就職することができていない、ということですよね。

アルバイトなどを含めてもこの数値なので、正社員として就職できる人はほとんどいません。

にもかかわらず、訓練校は適当に訓練日報さえ書けば、国から助成金を受け取ることができてしまいます。

職業訓練には税金が使われていますが、その仕組み自体に大きな問題があるのです。

せっかくパソコンを学んでも、就職することができなかったり、ブラック企業に就職をさせられてしまうとしたら、かなり悲惨ですよね。

職業訓練のパソコンよりもプログラミングスクールがおすすめ

OK

あなたが10代や20代であれば、質が低いパソコンのスキルを学ぶために、わざわざ職業訓練に通う必要はありません。

職業訓練は無料なのが特徴ですが、同じように無料で通うことができるプログラミングスクールが存在します。

プログラミングとか、プログラマーとか無理でしょ…

と思われるかもしれませんが、心配する必要はありません。

生徒の71%がパソコンの初心者でありながら、95%の人が正社員として就職を成功させている、「GEEK JOB」というスクールや、途中で退校をした場合でも違約金が発生しない、「プログラマカレッジ」というスクールがあります。

また、無料の宿泊施設が完備しており、地方の方でも本物のプログラミングスキルを身に着けることができる、「ITEC Academy」もありますよ。

こうしたプログラミングスクールは、生徒が就職をした企業から直接、報酬を受け取っています。

質が低い授業をやったりしたら、学校の信用に関わってしまいますし、生徒をIT企業に就職させることができなければ、報酬を受け取ることはできません。

職業訓練と同じように無料ですが、その仕組みはまったくの別物となっています。

IT業界は、給与もかなり高額ですし、これからも確実に伸びていく分野です。

無料のプログラミングスクールは

・東京都内のスクールに通える方

・18歳から29歳までの方

といった条件がありますが、職業訓練にパソコンを勉強しに行くぐらいなら、無料のプログラミングスクールに通うことを圧倒的におすすめします。

こちらの記事では、おすすめのプログラミングスクールについて、詳しく解説をしているのでぜひご参考ください↓

【職業訓練】IT関係のコースをおすすめしない理由【就職不可能】

条件に当てはまらない方については、有料にはなってしまいますが、オンラインで学べるスクールについても紹介しています。

ぜひ一度、上記の記事に目を通して頂けたらと思います。

終わりに

パソコンが苦手なあなたでも、諦める必要はありません。

ぜひ、プログラミングスキルを身に着けて、給与の高いIT企業へと就職を成功させてください。

悪質な職業訓練の、被害に合う方がいなくなることを願っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

難病の私ですが、現在はフリーランスとして在宅で仕事をしています。

ここまでくるには、かなりの遠回りをしてしまったため、効率的にWebデザイナーになる方法を解説しました。

この方法なら、お金をかけずに、無料でスキルを身に着けることも可能です。

自分のすべてを注ぎ込んで執筆をしたので、在宅ワークを考えている方はぜひご参考ください↓

【Webデザイナーになるには?】職業訓練は無理です【効率的な方法】

 

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