【看護助手へのいじめ】女の世界は壮絶すぎた件【看護師ヤバい】
私がいたブラック病院には、とても優しくて技術も申し分ない、看護助手のKさんという方がいました。
しかし、そんな彼女は、看護師たちから壮絶ないじめを受けていました。
女の世界は、あまりにも陰湿でヤバすぎます。
はじめに
ブラックすぎるY病院にいました、作業療法士のコージです!
私が新卒一年目に就職したこの病院には、Kさんという忘れられない看護助手さんがいます。
Kさんは壮絶ないじめを受けていましたが、無資格であったために、転職先が中々見つからないようでした。
無資格の看護助手や、介護士の立場はかなり悲惨です。
看護助手が行うことができる業務について
無資格でもできるのが看護助手の業務になりますが、その範囲はあくまでも看護師の補助にとどめられます。
ブラック病院ではあまり守られていないのが現状ですが、体に直接触れるような介護業務は資格がなければやってはいけません。
最低限、介護職員初任者研修の資格が必要になります。
知らない人が多いですが、無資格者が体に触れる介護を行うことは、実は完全に違法行為です。
しかし無資格であっても、有資格者の監視下や、指導のもとで行うケースは認められていますが、ブラック病院では守られることはありません。
私がいたブラックすぎるY病院の看護助手たちは、看護師から、トイレ介助や入浴介助、オムツ交換などのすべてを押し付けられていました。
冗談抜きで、私はこの病院の看護師が、介護業務を行っている場面を見たことは一度もありません。
この病院の看護師たちは、ナースステーションにふんぞり返り、漫画や雑誌を読んでいたり、テレビを見ていたりして遊んでいるだけでした。
さらにY病院の看護助手は、ほとんどが無資格の中国人です。
無資格の中国人たちは、技術はあまりにも低いどころか、片言の日本語で患者さんを虐待するような人たちばかりでした。
そんなY病院では、患者さんにとても優しくて、技術も申し分ないKさんがターゲットにされてしまったのでしょう。
看護助手のKさんが受けた壮絶ないじめ
Kさんのお姉さんが私のご近所さんということもあり、Kさんが入職後に、私はすぐに彼女と打ち解けました。
私は作業療法士なので職種は違いますが、同じ病棟の担当であり、親しくさせてもらっていました。
Kさんは長年、他県の施設で介護士をしていたようですが、家庭の事情によりY病院のある地域に戻ってきたようです。
そして、Y病院のウソの求人情報にだまされて、就職することを決めてしまったようでした。
病院の評判の悪さを知っている、お姉さんは反対したそうですが、小さいお子さんがいるKさんにとって、求人情報の条件の良さは魅力的だったようです。
Kさんが入職してきたときは、いつもニコニコとしているのがとても印象的でした。
しかし、すぐに壮絶ないじめが始まり、ほどなくして彼女の笑顔は消えていきます。
資格はありませんでしたが、ベテランで技術もあったKさんのことが、よっぽど気に入らなかったのでしょう。
Y病院の何もできない看護師たちよりも、彼女の介護技術は、よっぽど高いくらいでした。
そんな彼女に対して、面白くないY病院の看護師は、すべての介護業務を押し付けるようになります。
看護師は何もせずに、ナースステーションでふんぞり返っているだけでしたが、事あるごとに彼女を呼び出して、ダメ出しをしていました。
ダメ出しといっても、本当にどうでもいいようなことですが、看護師たちの説教はネチネチと、長時間におよびます。
実際には彼女の技術の方が上ですが、無資格のKさんは、ナースステーションの壁際に立たせられ、ひたすら頭を下げていました。
さらには看護師だけではなく、他の看護助手たちまでもが、いじめに便乗し始めます。
無資格の中国人たちも
「Kサンヤレ!」
「ハヤクシロ!」
などと、彼女一人に押し付けるようになります。
何十人もいる患者さんたちの、オムツ交換などをすべて一人でこなしている彼女は、日に日にやつれていくのが目にとれました。
そして、いじめはエスカレートしていき、ついにKさんの結婚指輪がなくなります。
左手の薬指から指輪を外して、ちょっと置いていた隙になくなってしまったそうです。
私も一緒になって探しましたが、どれだけ探しても指輪が見つかることはありませんでした。
必死になって探している私たちを見て、看護師や他の看護助手たちは、ニヤニヤとしていたことを覚えています。
看護助手のKさんと病棟の申し送り
私がブラックすぎるY病院を退職する直前に、今でも忘れることができない出来事がありました。
病棟での申し送り中に、Kさんがいきなり号泣したのです。
話を聞いてみると、車イスの患者さんから
「調子が悪いから横になりたい」
との訴えがあり、車イスからベッドに移乗をさせたところ、看護師から怒鳴りつけられたとのことでした。
そして、無理やり嫌がる患者さんを、再び車イスへと移乗させられたそうです。
看護師の言い分は、お昼前だったため、寝かせたら「食事介助が面倒」になるということでした。
そんな言い分は、患者さんのことを何も考えていませんし、意味不明ですよね。
しかも、その患者さんの体温を測ると、実際に熱があったそうです。
その看護師は彼女への嫌がらせのつもりだったのでしょうが、本当に真剣に患者さんのことを考えるKさんには許せない出来事だったのでしょう。
申し送り中に号泣し、声を震わせながら
「何がいけなかったのでしょうか?」
と看護師長に、何度も訴えていました。
そんな彼女に対して、師長は
「あーそういう時は周りに確認してくださいねー」
と冷たく言い放つと、申し送りを終わらせました。
その後すぐに私はY病院を退職しましたが、このときのことは、今でも忘れることができません。
看護助手のKさんには資格がなかった
そんな状況ではもちろん、KさんはY病院をいつも辞めたがっていました。
しかし、彼女は無資格であるため、転職先が見つからないのです。
家庭の事情や、小さいお子さんがいることなどもあり、Y病院を辞めることもできません。
ベテランであり、技術も申し分ない彼女ですが、本当に悲惨な状況でした。
あまり言いたくはありませんが、無資格の看護助手や介護士の立場はこれが現実です。
断言しますが、無資格・未経験者歓迎などと募集をしているような場所は、Y病院のようなブラック企業です。
無料で介護資格を取得する方法があるため、無資格の方は必ず資格を取得するようにしてください。
無資格のあなたは、ブラック企業に搾取されてしまうだけです。
介護資格を無料で取得する方法については、こちらの記事で詳しく解説をしています↓
終わりに
Kさんのような方がいなくなることを願って、この記事を書きました。
最後にもう一度いいますが、看護助手や介護士をするうえで、介護資格は必ず必要です。
無資格の方は、必ず資格を取得するようにしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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